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令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項・一括版) (186 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/pdf/r5_kouki_zentai_shiori_2.pdf
出典情報 令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/17)《東京都》
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水素社会の実現に向けた取組の加速

(提案要求先

総務省・消防庁・経済産業省・資源エネルギー庁・国土交通省
・環境省)
(都所管局 産業労働局・都市整備局・環境局・交通局)

(1)「グリーン成長戦略」で示した工程表を実現するため、「水
素基本戦略」及び「水素・燃料電池戦略ロードマップ」を大幅
に見直すとともに、「グリーンイノベーション基金」も活用し
ながら、大規模な水素需要の創出、大量かつ安定的な水素供給
の確立に向けた取組及び技術開発支援を進めるなど、脱炭素社
会の実現に向け、社会実装化による水素利用の大幅拡大に向け
た取組を加速すること。
(2)定置用燃料電池や燃料電池自動車・バス、水素ステーション
等の導入について、メーカーやバス事業者、水素ステーション
運営事業者等が長期的な視点をもって事業展開ができるよう、
複数年度にわたる継続的かつ柔軟な財政支援を行うとともに、
支援対象の拡大を図ること。とりわけ、中小企業に配慮する
こと。
(3)家庭用、業務・産業用燃料電池や純水素型燃料電池などの定
置用燃料電池について、積極的な普及を図るための財政支援を
行うこと。
(4)非ガソリン車、特に燃料電池自動車を含むZEVへシフトを
することが、経済的にもメリットをもたらすよう、購入時の補
助の拡充に加え、首都高速道路など高速道路等の利用に対する
インセンティブ付与など、新たな優遇制度の創設や、規制的手
法の導入など、より積極的な政策展開を行うこと。
また、燃料電池自動車(乗用車)の業務用車両としての活用
を促進すること。
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