令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項・一括版) (247 ページ)
出典
公開元URL | https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/pdf/r5_kouki_zentai_shiori_2.pdf |
出典情報 | 令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/17)《東京都》 |
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スタートアップ支援の推進
スタートアップ支援体制の連携
(提案要求先
内閣官房・内閣府・経済産業省)
(都所管局 政策企画局)
国内外のスタートアップの活躍に資する税制や高度人材に係る入
国制限の緩和など、世界を視野にスタートアップの振興を図るための
大胆な施策を展開するため、国と首都東京が継続的に連携して取り組
む枠組みを構築すること。
<現状・課題>
諸外国では、スタートアップ戦略を首都を中心に展開し、スタートアップの力
をいち早く取り入れ、新たな成長を呼び込んでいる。また、スタートアップが生
み出す新しいビジネスモデルは、様々な社会課題の解決にもつながることから、
スタートアップは未来を実現する重要なパートナーである。
国においても、本年6月に発表した「新しい資本主義のグランドデザイン及び
実行計画~人・技術・スタートアップへの投資の実現~」において、5年10倍
増を視野に「スタートアップ育成5か年計画」を本年末までに策定することとし
ている。
東京都では、本年8月26日に各局においてスタートアップ支援や連携を進め
る業務を担当する職員等から成るチームを編成し、スタートアップや投資家、研
究者、政府関係者等が数多く集まり、活発な交流が行われている、国内最大規模
の民間スタートアップ拠点であるCIC TOKYO にチーム職員が常駐し、ワ
ンチームで支援やアイデアの活用、起業の裾野の拡大等に取り組んでいる。
今年11月を目途にバージョンアップするスタートアップ協働戦略に基づき、
施策を効果的に展開していく必要がある。そのためには、スタートアップ創出の
中核となっている都と、国、更には他の自治体も含めて、オールジャパンで世界
を視野に連携して取り組むことが重要である。
<具体的要求内容>
今後、国が「スタートアップ育成5か年計画」を策定するに当たり、国内外の
スタートアップの活躍に資する税制の検討、高度人材に係る入国制限の緩和など、
世界を視野にスタートアップの振興を図るため、国での施策の検討状況について、
適宜、情報提供すること。
また、施策の展開に当たっては、国と首都東京が継続的に連携して取り組む枠
組みを構築し、進めること。
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