＜具体的要求内容＞
（１）より省エネ性能が高い住宅が選ばれる市場の整備のため、住宅の省エネ性
能表示の具体的な表示方法等の検討にあっては、光熱費表示等を含め、消費
者の住宅選択の参考となる実効性の高い表示制度とすること。
また、表示された省エネ性能を着実に消費者に伝えるため、住宅の販売・
賃貸を行う事業者に加え、仲介業者・管理業者等、住宅の販売・賃貸に関わ
る様々な主体も理解しやすい実効性の高い制度とすること。
（２）既存住宅については、新築や改修の際に算定された省エネ性能等が適切に
表示される仕組みを構築すること。住宅全体の定量的な省エネ性能表示が困
難な場合でも、個別の部位の断熱性や設備の効率性（例：窓や給湯器の種別
等）についての表示を求めるなど、消費者の住宅選択に参考となる制度を構
築すること。

- 168 -