令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項・一括版) (288 ページ)
出典
公開元URL | https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/pdf/r5_kouki_zentai_shiori_2.pdf |
出典情報 | 令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/17)《東京都》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
方交付税不交付団体に対しても財政支援を行うこと。
(9)高校段階における生徒端末整備支援制度について、高校段階
の学びにふさわしい仕様の端末を整備できるよう、継続的かつ
十分な財政支援を行うとともに、保護者負担で整備する場合に
も活用可能な柔軟な制度とすること。
(10)高校段階における生徒端末整備に対する支援について、全て
の生徒の学びを充実できるよう、低所得層のみを対象とするの
ではなく、全ての生徒を対象とすること。
(11)デジタル教科書の今後の在り方と、そこに向かう行程など、
全体像を早期に示すこと。
(12)学習 e ポータルについて、どのポータルを選択しても、全て
の教科書会社のデジタル教科書を利用できるよう早期に方針を
示すこと。
<現状・課題>
Society5.0 時代の到来とともに社会の在り方が劇的に変わりつつあり、また新
型コロナウイルス感染症の拡大などにより一層先行き不透明で予測困難な時代と
なっている。こうした中、これからの時代を生きる子供たちは、一人一人が自分
のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重
し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り
開き、持続可能な社会の創り手となることができるよう、その資質・能力を伸ば
していく必要がある。
そのためには、基礎学力の確実な習得を行うとともに、多様な子供たち一人一
人の能力、適性等に応じた学びを提供していくことが重要であり、児童・生徒一
人1台端末や高速大容量通信ネットワーク等、ICTを有効に活用していくこと
が求められる。
このような中、国は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機に、義務教育
段階における児童・生徒一人1台端末等を整備する「GIGAスクール構想」を
前倒し、令和2年度中に整備を行うこととした。
しかし、「GIGAスクール構想」の補助制度について、端末、校内ネットワ
ーク整備等は、令和3年度以降新設する学校は対象となっていない。
- 284 -