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提案書18(3402頁~3601頁) (155 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

712102

アキシチニブの血中濃度測定

日本泌尿器科学会

【技術の概要】
・アキシチニブは、標準投与量10mg/日で開始されるが、
個人間での血中濃度のばらつきが大きい。
・本技術は、アキシチニブ血中濃度(トラフ値)を測定し、患
者個別の適切な投与量設計を行うものである。
【対象疾患】
・切除不能な腎細胞癌

治療効率化
精密化

アキシチニブの朝の服用直前に
血液を採取
高速液体クロマトグラフィー、等で
アキシチニブの血漿濃度を測定

投与量の評価
治療効果
最大化

有害事象
予防

医療資源の
効率化

【既存の治療法との比較】
・アキシチニブの投与量を決める客観的な方法がない。
・血中濃度(トラフ値)を測定することで、患者個別に至適投
与量の設計が可能になる。
・有害事象の予防や治療効果の最大化、そして医療資源の効
率化が期待できる。

アドヒアラ
ンス確認

アキシチニブ内服開

5mg1日2回
アキシチニブ
トラフ値測定
≥5
ng/mL

<5
ng/mL
①アドヒアランス
②併用薬の確認

副作用なし

副作用あり

アキシチニブ増量
または他剤変更

継続

減量

【有効性及び診療報酬上の取扱い】
・診療報酬区分:D検査
・特定薬剤治療管理料
3556
・470点(スニチニブと同額の点数を設定)