提案書18(3402頁~3601頁) (75 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
704201
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
遊離メタネフリン・遊離ノルメタネフリン分画
日本内分泌学会
01内科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
38その他(診療科名を右の空欄に記載する。)
内分泌代謝科
関連する診療科(2つまで)
24泌尿器科
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
リストから選択
特になし
有無をリストから選択
追加のエビデンスの有無
D
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
008
51
1-A
算定要件の見直し(適応)
該当する場合、リストから○を選択
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
○
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
その他」を選んだ場合、右欄に記載
血漿中の遊離メタネフリン及び遊離ノルメタネフリンの測定による褐色細胞腫の診断の補助
文字数: 41
再評価が必要な理由
褐色細胞腫の診断において、従来は尿中メタネフリン2分画測定がゴールドスタンダードとされ、正確な評価のため24時間酸性蓄尿の目的で最低3
日の入院が必要であった(随時尿中メタネフリン2分画のクレアチニン補正による評価はスクリーニング検査として有用)。検査のためのみ3日も
入院することは、患者さんにとって経済的にも大きな負担であった。本検査による血中遊離メタネフリン・ノルメタネフリン2分画測定法は、外
来で1回の採血のみで済み、検査能も従来の尿中測定に勝るとも劣らない優れた検査となり、「褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライ
ン2018」(日本内分泌学会)で推奨され、海外でも広く利用されている。
本検査は患者利益が大きく、既存検査と置き換わるものと考えられる一方、保険点数の範囲内で測定を外部委託できないため、病院の負担と
なっている。医療機関での測定費用の負担が少しでも軽減し、測定に支障をきたすことがなく本検査を行うことができるよう再評価をご検討いた
だきたい。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
D008 内分泌学的検査
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
対象とする患者は褐色細胞腫の疑いのある患者、医療技術の内容は通常の血液採取方法による。点数や算定の留意事項は以下の通り
・本検査は、褐色細胞腫の鑑別診断を行った場合に1回に限り算定する。
・本検査を実施するに当たっては、関連学会が定める指針を遵守し、褐色細胞腫を疑う医学的な理由を診療録に記載すること。
・本検査と区分番号「Ⅾ008」内分泌学的検査の「44」メタネフリン、「45」メタネフリン・ノルメタネフリン分画、「49」ノルメタネ
フリンのうちいずれかを併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
51 遊離メタネフリン・遊離ノルメタネフリン分画
D
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
008
51
医療技術名
遊離メタネフリン・遊離ノルメタネフリン分画
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 本検査により早期発見、治癒率、死亡率の改善に寄与すると考えられる。
患者の入院による身体的・心理的負担軽減によりQOLを改善することができる。
後等のアウトカム
3476
現行320点を450点に増点する