提案書18(3402頁~3601頁) (33 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
整理番号
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
700101
周術期血糖管理料
一般社団法人
日本糖尿病学会
06糖尿病内科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
13外科
関連する診療科(2つまで)
リストから選択
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した医
療技術の提案実績の有無
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
提案当時の医療技術名
載する
令和4年度
周術期血糖管理料
有
追加のエビデンスの有無
提案される医療技術の概要
(200字以内)
糖尿病を専門とする医師が、メディカルスタッフとのチーム医療により、糖尿病患者に対して、周術期(手術2週間前から手
術2週間後)に頻回の血糖測定(1日4回以上)もしくは持続血糖モニターによる血糖管理およびインスリン療法を行い、血糖
管理を行う。
文字数: 119
対象疾患名
保険収載が必要な理由
(300字以内)
糖尿病
手術を安全に行うためには、全身管理が不可欠であり、糖尿病患者においては、血糖管理が不良であると、創部感染など術後
合併症リスクが高まり、合併症がおきると入院期間が長くなり、医療費増大を招く。周術期など急性期における血糖管理にお
いてはインスリン療法が不可欠であるが、これを糖尿病を専門とする医師が行うことにより、入院後の新たな疾患の発生割合
が、糖尿病を専門とする医師不在の場合に比べて、有意に少なく抑えられていることが示されている。糖尿病を専門とする医
師がメディカルスタッフとともに周術期の血糖管理を厳格に行うことにより、術後合併症が減少し、入院期間が短縮され、そ
の結果医療費増大が抑制される。
文字数: 295
【評価項目】
①提案される医療技術の対象
・疾患、病態、症状、年齢等
手術を必要とする糖尿病患者に対して、糖尿病を専門とする医師およびメディカルスタッフからなる医療チームが、頻回の血
糖測定もしくは持続血糖モニターによる血糖管理およびインスリン療法を行い、周術期の血糖管理を行った場合。
②提案される医療技術の内容
・方法、実施頻度、期間等
(具体的に記載する)
糖尿病を専門とする医師が、メディカルスタッフとのチーム医療により、糖尿病患者に対して、周術期(手術2週間前から手
術2週間後)に頻回の血糖測定(1日4回以上)もしくは持続血糖モニターによる血糖管理およびインスリン療法を行い、血糖
管理を行う。
区分
③対象疾患に対
して現在行われ
ている医療技術
(当該医療技術
が検査等であっ
て、複数ある場
合は全て列挙す
ること)
B
番号
B001-4, B001-5
医療技術名
手術前医学管理料、手術後医学管理料
既存の治療法・検査法等の内容
現在は、手術前の全身状態を把握するための諸検査をすることは可能であるが、安全に手術を行うために不可欠な糖尿病を専
門とする医師およびメディカルスタッフからなる医療チームによる頻回血糖測定(あるいは持続血糖モニター)に基づいたイ
ンスリン療法は管理対象となっていない。また、手術後に、呼吸心拍監視、経皮的動脈血酸素飽和度測定などにより、術後の
病態の変化を管理することは可能であるが、手術によるストレスで大きく変動する血糖を糖尿病を専門とする医師およびメ
ディカルスタッフからなる医療チームが頻回血糖測定(もしくは持続血糖モニター)に基づいてインスリン療法を行い全身管
理することについても管理対象となっていない。
④有効性・効率性
・新規性、効果等について③との比較
・長期予後等のアウトカム
研究結果
糖尿病患者に対する周術期の厳格な血糖コントロールは、術後感染と再入院を減らすことが示されている。
糖尿病患者に対する周術期の厳格な血糖コントロールは、術後感染と再入院を減らすことが示されている。
1a
⑤ ④の根拠と
なる研究結果等
ガイドライン等での位置づけ
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載する。)
3434
WHO global guideline (SSI)https://www.who.int/gpsc/ssiguidelines/en/