提案書18(3402頁~3601頁) (160 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
712103
カボザンチニブの血中濃度測定
日本泌尿器科学会
【技術の概要】
・カボザンチニブの標準投与量は60mg/日であるが、個人
間で血中濃度のばらつきが大きく、日本人で60mgを継続
できる患者はほとんどいない。
本技術は、カボザンチニブ血中濃度(トラフ値)を測定し、
患者個別の適切な投与量設計を行うものである。
【既存の治療法との比較】
・カボザンチニブの投与量を決める客観的な方法がない。
・血中濃度(トラフ値)を測定することで、患者個別に至な適
投与量の設計が可能になる。
・有害事象の予防や治療効果の最大化、そして医療資源の効
率化が期待できる。
【対象疾患】
・切除不能な腎細胞癌
・癌化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌
治療効率化
精密化
カボザンチニブ内服開始
60mg1日1回
カボザンチニブの服用直前に
血液を採取
高速液体クロマトグラフィー、等で
カボザンチニブの血漿濃度を測定
有害事象
予防
医療資源の
効率化
< 500
ng/mL
500 – 600
ng/mL
> 600
ng/mL
①アドヒアランス確
認
②併用薬の確認
継続
減量
他剤へ切り替
え
投与量の評価
治療効果
最大化
カボザンチニブ
トラフ値測定
アドヒアラ
ンス確認
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
・診療報酬区分:D検査
・特定薬剤治療管理料
3561
・470点(スニチニブと同額の点数を設定)