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提案書18(3402頁~3601頁) (72 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

内保連グリーンブック 「説明と同意」に関する調査報告と提言
一般社団法人内科系学会社会保険連合, 2017.
2017年5月1日

4)概要

○説明時間: 全症例における1回の説明実時間は平均32.4分であった。小児重症先天性疾患、人工呼吸器装着(神経領
域)、重症心不全における説明は、がん患者指導管理料1算定症例との比較で説明実時間がそれぞれ26.2分、19.2分、16.2
分有意に長かった(いずれもp < 0.05)。(p20-21,p34)
○時間外: 勤務時間外の延べ時間は、重症心不全で平均83.5分であり、調査対象のIC手続項目中で最も長く、次に小児重症
先天性疾患で平均67.8分、人工呼吸器装着(神経領域)で平均43.7分であった。(p24)
○急変: 小児重症先天性疾患、呼吸器領域・人工呼吸器装着の症例の40%強は、説明実施時点で急変状況であった。(p28)
○難易度: 小児重症先天性疾患、人工呼吸器装着(呼吸器・神経両領域)、重症心不全のいずれも、難易度Dが以上である
症例の割合は、がん患者指導管理料1算定症例(約25%)と同程度またはそれ以上であった。(p25,p27)
○総合負荷(説明行為の時間的、精神的負荷に対する総合的な指標): 人工呼吸器装着(神経・呼吸器両領域)、重症心不
全では過半数の症例で9以上であった。(p26)
○患者側人数: 複数の患者側対象者への説明が行われていた症例の割合は、小児重症先天性疾患で83%、人工呼吸器装着
(呼吸器領域)で79%、人工呼吸器装着(神経領域)で87%、重症心不全で89%であった。(p31)
○補助説明者: 医療者側において補助説明者1人以上が付いていた症例の割合は、小児重症先天性疾患で34%、人工呼吸器
装着(呼吸器領域)で74%、人工呼吸器装着(神経領域)で69%、重症心不全で59%であった。(p32)
○治療等の方針決定における有効性: 受けた説明の治療等の方針の意思決定における有効性を問う設問に対し、有効であっ
た旨の回答をした患者またはその家族は、人工呼吸器装着(呼吸器領域)で100%、小児重症先天性疾患、人工呼吸器装着
(神経領域)、重症心不全でいずれも約90%であった。(p52)
○患者満足度: 受けた説明に対する満足度を問う設問に対し、満足している旨の回答をした患者またはその家族は、人工呼
吸器装着(呼吸器領域)で100%、小児重症先天性疾患、人工呼吸器装着(神経領域)、重症心不全でいずれも80%以上で
あった。(p54)
○患者理解度: 受けた説明に対する理解度を問う設問に対し、理解できた旨の回答をした患者またはその家族は、小児重症
先天性疾患、人工呼吸器装着(呼吸器・神経両領域)、重症心不全のいずれも約90%であった。(p51)
○IC Study(内保連2017)の研究協力者は112名、研究協力施設(診療科)は108であった。(pⅴ-ⅷ)。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

標準的医療説明~インフォームドコンセントの最前線~」 DVD:今日の診療プレミアム
内科系社会保険連合「説明と同意」委員会メンバー他
2021年
DVD: (2022)

4)概要

内科系疾患のみならず小児科系・産婦人科系・放射線治療に至る検査・治療81項目について、標準的な医療説明のモデル
を、各領域の専門医により記載したものである。本書により一般臨床医は、患者に対して必要十分な説明が的確に行え、患
者の満足度が向上するのみならず、その総論には医療説明の倫理的・法律的・経済的な意義が記載されており、医療訴訟を
未然に防ぎ患者の自律的な意思決定を適格に支援することが期待される。さらに文書による同意取得のモデル版も添付され
ている。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

非がん性呼吸器疾患 緩和ケア指針2021
日本呼吸器学会・日本呼吸器ケア・リハビリテーション学会合同非がん性呼吸器疾患緩和ケア指針作成委員会
2021年

4)概要

抜粋 ページ;44~51 2.急性呼吸不全ないし急性増悪時の緩和ケアとして
「呼吸不全に陥った場合・・コード設定と
しては挿管のみならずNPPVの実施についても事前意思確認が望ましく、それに基づくコードカテゴリー別の目標を・・」
「NPPVと同様に目標を明確に設定してハイフローセラピーを行うべきである」

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

「より良いインフォームド・コンセント(IC)のために」
日本内科学会(認定内科専門医会編)
2003年9月20日

4)概要

2003年発刊の、内科系診療実務における具体的なインフォームド・コンセントの例を示した本である。インフォームド・コ
ンセントの基本形、考え方、重要場面での留意点、問題提起等(p1-68)、およびインフォームドコンセント実施について
の医師の注意事項と解説、患者への説明文書の実例、同意書等(p69-436)が示されている

⑯参考文献1

⑯参考文献2

⑯参考文献3

⑯参考文献4

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
⑯参考文献5
4)概要

Ver1.

2022

(医学書院)

Beneficiary Engagement and Incentives: Shared Decision Making (SDM) Model
The Centers for Medicare & Medicaid Services,

米国CMSによるShared Decision Making促進に向けた大規模なプログラム。Shared Decision Makingが患者中心の医療に資
するというだけではなく費用対効果にも優れるという先行研究の蓄積がプログラム実施の背景にある。研究対象施設にて、
安定した状態の虚血性心疾患、変形性股関節症、変形性膝関節症、椎間板ヘルニア・脊髄狭窄、限局性前立腺がん、良性前
立腺過形成(前立腺肥大)の患者に対してShared Decision Makingが行われた際に、1回につき$50が支払われる。

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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