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令和7年度厚生労働省予算案の主要事項 (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25syokanyosan/index.html
出典情報 令和7年度厚生労働省所管予算案関係(12/27)《厚生労働省》
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➢献血血液の確保対策
医薬局血液対策課(内線2906、2908)

献血血液の確保対策事業
令和7年度当初予算案

20百万円(20百万円)※()内は前年度当初予算額

1 事業の目的
・ 毎年、医療需要に応じた血液の確保目標量を達成し、血液製剤の安定供給は確保されているが、近年、免疫グロブリン製剤
などの血漿分画製剤の需要が増加傾向にあり、人口構造の変化に伴う献血可能人口の減少、特に10代~30代の若年層の献
血者数が減少しているといった課題がある。将来に亘る必要な血液量の確保に向けて、今後の献血を支える若年層へ献血に
関する普及啓発を一層推進する必要があるため、小中学校からの献血教育の推進に向けて、厚生労働省では中学生用テキス
トを作成するとともに、中高校生を対象にした同世代に対する普及啓発活動の発表会等イベントを開催する事業を行う。
2 事業の概要・スキーム
・ 将来に渡る必要な血液量の確保に向けて、献血可能年齢前である中学生を対象に、献血制度の理解促進とともに、中学生でも活動できる献血
ボランティアを紹介したテキストを印刷・製本し、全国の中学校の生徒1学年分を対象に発送する。
・ 効果的な普及啓発に当たり、中高校生の部活動や生徒会活動の一環として行われている献血の普及啓発活動について、同世代に対する活動に
より関心を生む効果も期待されるため、生徒の学生ボランティア団体の活動を促進する体験発表会等イベントを開催する。令和6年度にイベント開
催に向けた体制を整備する。令和7年度は、好事例の募集・選定を行い体験発表会等イベントを開催し、発表内容を周知することで今後の献血を支
える若年層へ訴えかけ、献血に関する普及啓発を一層推進していく。
連携
都道府県

普及啓発活動

学生
ボランティア団体等

学校関係
小学生

学校関係:高校生向けテキスト配布、出張授業、
中学生向けテキスト配布、体験発表会

日本赤十字社

中学生



高校生

協力:学校関係
文部科学省

3 実施主体等

実施主体:国

○医療・介護分野におけるDXの推進等
➢科学的介護推進のためのデータベースの機能拡充
老健局老人保健課(内線3944、3800)

科学的介護データ提供用データベース構築等事業
令和7年度当初予算案

4.2億円(4.7億円)※()内は前年度当初予算額(国庫債務負担行為(令和6年度~8年度))※令和6年度補正予算額 2.0億円 ※デジタル庁計上

1 事業の目的

※顕名LIFEの工程管理は、新規国庫債務負担行為(令和7年度~9年度)

○介護サービスの質向上に向けて、令和3年度から運用を開始した科学的介護情報システム(LIFE)を活用したPDCA
サイクルを推進するため、取得したデータの分析結果等について、介護事業所に提供を行っている。
○LIFEシステムは令和7年度後半より、介護情報基盤の運用開始に伴って顕名データを収集し利活用するLIFEシステ
ム(顕名LIFE)に変更になる予定。これを踏まえ、本事業では、既存の匿名データを収集するLIFEシステム(匿名
LIFE)の運用・保守及び顕名LIFEの工程管理を実施する事業として位置づける。
2 事業の概要・スキーム・実施主体等

〇 事業スキーム
○ 事業の概要
• 匿名LIFEについて令和7年度においても引き続
き運用・保守を行う。

• 令和7年度後半より運用を開始する、国保中央
会所管の顕名LIFEへの移行に向けたデータ移行
を行う。
• 顕名LIFEの開発に係る要件定義、関係者調整等
の工程管理を行う。

〇 所要額
(項)情報通信技術調達等適正・効率化推進費
(目)情報通信技術調達等適正
・効率化推進委託費:418,889千円
〇 実施主体:民間事業者

委託



匿名データ送信

委託業者
・データベース等の構築・運用
・情報の収集と保持・分析

介護保険総合
データベース

フィード
バック

介護事業所

※運用・保守と工程管理で調達は分ける

各年度の主な内容
令和6年度

令和7年度

令和8年度

運用・保守
顕名LIFEへのデータ移行
LIFEに係る工程管理

-30-

令和9年度