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令和7年度厚生労働省予算案の主要事項 (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25syokanyosan/index.html
出典情報 令和7年度厚生労働省所管予算案関係(12/27)《厚生労働省》
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大臣官房国際課(内線7303)

Gaviワクチンアライアンス拠出金
令和7年度当初予算案1.5億円(1百万円)※()内は前年度当初予算額

1 事業の目的

※令和6年度補正予算額13億円

Gavi※への拠出を通じて、Gaviが行う活動を支援することを目的としている。
※Gavi(Global Alliance for Vaccines and Immunization)とは、開発途上国の予防接種率を向上させることにより、
子どもたちの命と人々の健康を守ることを目的として、2000年にスイスで設立された官民パートナーシップ。

2 事業の概要・スキーム・実施主体等
〇2021年からは以下を目標とし、活動を実施している(2021-2025年戦略目標)ので、Gaviへの拠出を通じて、その活動を支援する。
①ワクチンプログラム
乳幼児等へのワクチン接種(肺炎球菌等)、緊急時のワクチン備蓄(エボラ等)など
②予防接種制度への投資
遠隔地・紛争地域等を含む、ワクチン調達・配送網等の保健システムの強化(医療従事者の育成・確保、物流システムの整備等)など
③新型コロナウイルス感染症対策支援活動
ワクチンの事前買取制度等を通じた新型コロナウイルス感染症ワクチンの普及の促進 など
〇2021-2025年の活動のため、我が国は3億ドルをプレッジ(2020年6月4日の第3次増資会合において総理表明)。

実施主体:Gaviワクチンアライアンス
拠 出 先:Gaviワクチンアライアンス

グローバル抗菌薬研究開発パートナーシップ(GARDP)拠出金

大臣官房国際課(内線7303)

令和7年度当初予算案1.5億円(2.5億円)※()内は前年度当初予算額

1 事業の目的
●GARDPは、新しい抗菌薬の研究開発と診断開発(Research & Development:R&D)を推進する目的で開始された官民パートナー
シップを推進する非営利組織(本部:スイス・ジュネーブ。2016年5月設立。)。
●特徴として、WHOによる、薬剤耐性(AMR)に関するグローバルな戦略推進と、DNDi(顧みられない病気の新薬開発イニシアティ
ブ)による専門知識活用の両者の強みを持つ。
●製薬企業等と連携して治療薬の開発(後期臨床試験)を実施。日本企業では塩野義製薬、エーザイ株式会社、武田薬品工業株式会社、
第一三共株式会社と新規抗菌薬開発と薬剤耐性克服の研究開発プロジェクトを運営。
●従来の治療薬が効かない薬剤耐性菌感染症の流行を防ぐため、引き続き本事業の実施が必要。

2 事業の概要・スキーム・実施主体等
GARDPが実施している耐性菌に対する治療方法・治療薬の開発(後期臨床試験)の支援を通じてAMR対策の推進に寄与するとともに、
GARDPのガバナンスに日本人が関与しリーダーシップを発揮していく。

資金拠出

独蘭英等の各国政府

グローバル抗菌薬
研究開発パートナーシップ
(GARDP)

AMR対策の推進に寄与
実施主体:グローバル抗菌薬研究開発パートナーシップ(GARDP)
拠 出 先 :グローバル抗菌薬研究開発パートナーシップ(GARDP)

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連携

製薬企業・研究機関

耐性菌に対する治療方法・治
療薬の開発(後期臨床試験)
治療方法・治療薬の普及