参考資料3_医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (126 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html |
出典情報 | 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》 |
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②病院内のカンファレンスルーム、オンライン会議システム上等。
6)教える学生は誰で何人程度か?
①すべての学年の学生、100 人以上でも可能
②臨床実習の学年の学生、1~6 名程度の学生
7)カリキュラム評価
授業終了後アンケートの自由記載項目(授業のよかった点・改善が望まれる点・具体的な改善案)
8)講義・実習を行う際に必要なヒト(模擬患者含む)・モノ等は何か?
①動画教材、上映機器。オンラインで行う場合はインターネット環境。
②医師役用の白衣
(3)評価
1)概要
授業の到達目標は以下のように示すことができる。
1. 社会から信頼される専門職集団の一員であるためにはどのように行動すべきかを考え、行動できる。
2. グループ討論やロールプレイで、品格と礼儀を持って、他者を適切に理解し、思いやりを持って接する
ことができる。また、他者からのフィードバックを適切に受け入れることができる。
3. ①医学・医療の歴史的な流れとその意味の概要、②生と死に関わる倫理的問題の概要、③医師の職業倫
理指針に関する規範の概要、を理解している。
2)どのような形成的評価・総括的評価を実施するのか?
・形成的評価
到達目標 1 に対応させ、不合格者との個人面談で個別のフィードバックを行う。
到達目標 2 に対応させ.グループ討論やロールプレイで学生同士のフィードバックを行う。
到達目標 3 の①~③に対応させ、提出レポートの評点規準として①~③を用い、フィードバックコメントを
沿えて返却する。不合格者に対しては個人面談の際に口頭でもフィードバックを行う。学修者全員へのコメ
ントが困難な場合、全員に対して①~③の規準で評点を付けた旨を通知し、提出レポート全体の総評を通知
することでも可とする。
・総括的評価
到達目標 1 に対応させ、不当な理由による欠席、遅刻及び課題提出遅延を不合格基準と定める。また、授業
中に社会から信頼される専門職集団の行動とは逸脱したものが観察された場合も不合格を検討する。
到達目標 2 に対応させ、グループ討論やロールプレイでの学生同士の評価(Peer Assessment)や、SEA を含め
た自己省察の内容をレポートとして提出してもらい、ルーブリックを用いて基準を定め、評価する。
到達目標 3 の①~③に対応させ、自己省察レポートを記載する際に、①~③を踏まえた省察記述を促す説明
や設問を示す。また、①~③を評価規準としたルーブリックを作成し、評点する。
事前連絡のあった正当な理由での欠席、遅刻の場合は、該当する課題の動画視聴と個人レポートの期限内の
提出で改めてルーブリックを用いた合否判定を行う。
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