参考資料3_医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (129 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html |
出典情報 | 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》 |
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追悼式、遺骨返還式等に参列し、実際にご遺族に対面し、医学生として求められる振舞いを考え、実行す
る。一連の実習後には、ご遺族や献体の会の会員に宛て、自らの体験を振り返り、実習を通じて得られた自
らの変化について省察したことを記す感想文を提出する。提出された感想文は匿名化して公表する。
3)誰が教えるのか?
死体解剖資格をもった教員(ならびに、献体して下さった故人、献体を認めてくださったご家族)。
4)講義・実習等の時間はどのくらいか?
①オリエンテーション:1 時間×1 回
②解剖学実習:3 時間×40 回
③追悼式、遺骨返還式:2~3 時間
5)講義・実習等の場所はどこか?
①講義室
②人体解剖学実習室
③追悼式、遺骨返還式等、ご遺族が参加する大学の行事の会場
6)教える学生は誰でその数は何人程度か?
1 学年 100 名程度、4 名に 1 体の解剖体
7)カリキュラム評価
学生からの評価として、実習期間終了後アンケートの自由記載項目(よかった点・改善が望まれる点等)
長期的には、臨床実習の指導教員より臨床実習での振舞い(学生の知識・技能・態度)のフィードバックを求
める。
8)講義・実習を行う際に必要なヒト(模擬患者含む)・モノ等は何か?
・ 献体する故人とそれを認めるご家族
・ 解剖実習体の処置、管理を行う専門的知識を有する技術職員
・ 解剖実習体の処置や保管、人体解剖実習に必要な機材
(3)評価
1)どのような形成的評価・総括的評価を実施するのか?
・形成的評価
実習中には適宜、指導教員との質疑応答の中で形成的評価を行う。正確かつ詳細に剖出できているのか、正
しく観察できるのか、そこから得られた情報をもとに論理的・批判的に考察できるのかを評価する。指導教
員はグループでの学修状況を観察し、班ごとの解剖が予定通りに進んでいるのかの進捗状況、グループとし
ての学修ができているのかなどを確認し、必要に応じて口頭でフィードバックする。
・総括的評価
解剖学実習の評価においては、知識のみならず、プロフェッショナリズムや、生涯にわたって共に学ぶ姿
勢、科学的探究に関する評価、さらにこれまでに学修した知識・技能を統合・活用できることへの評価を行
う必要がある。ブループリントにもとづいて筆記試験や口頭試験を作成し、知識・技能の評価と態度評価と
を合わせて総括的評価とする。筆記試験では、専門知識に基づいた問題解決能力を評価するために人体解剖
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