参考資料3_医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (152 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html |
出典情報 | 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》 |
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から、悪い知らせを患者に伝えるロールプレイを行う。SPIKES 52、SHARE 53等のモデルも参考にする。
51F
52F
○SPIKES モデル:悪い知らせを伝える際の 6 段階からなるモデル。
第 1 段階 Setting up the Interview(面談の設定)、第 2 段階 Assessing the Patient’s Perception (患者
の病状認識の評価)、第 3 段階 Obtaining the Patient’s Invitation (意思決定に関する患者の希望の確
認)、第 4 段階 Giving Knowledge & Information to the Patient(患者への情報提供)、第 5 段階 Addressing
the Patient’s Emotions with Empathic Responses (患者が抱く感情に共感的に対応)、第 6 段階 Strategy
& Summary(今後の方針とまとめ)
3)誰が教えるのか?
臨床系講座の教員、行動科学・社会科学を専門とする教員、看護師や社会福祉士等の他医療職
4)講義・実習等の時間はどのくらいか?
1.講義 10~30 分程度
2.グループワーク 30 分~1 時間程度
3.ロールプレイ 30 分~1 時間程度
5)講義・実習等の場所はどこか?
大講義室(グループワークができる広さ)
6)教える学生は誰で何人程度か?
①臨床実習に入る前の学生(1~4 年生)
②学年全員(約 100 名)を対象としても良いし、数回に分けて 10~20 名程度のグループ学修を行う形でもよ
い
7)カリキュラム評価
学生から各講義終了後にアンケートを集め、講義内容や形式についての感想や意見を募る。
8)講義・実習を行う際に必要なヒト(模擬患者含む)・モノ等は何か?
動画、模擬患者、ロールプレイ用のシナリオ
(3)評価
1)どのような形成的評価・総括的評価を実施するのか?
・形成的評価
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Yabe M. "Minimum knowledge" essential for primary care physicians - communication techniques; the art of presenting dismal news
to the patient. Nihon Naika Gakkai Zasshi. 2007;96(7):1512–4. https://doi.org/10.2169/naika.96.1512
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内富庸介, 他. がん医療におけるコミュニケーション・スキル 悪い知らせをどう伝えるか;医学書院: 2007
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