参考資料3_医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (156 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html |
出典情報 | 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》 |
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に、翌年度に向けた改善点を議論している。
②事後課題による学生の到達度を判定する。また、学生からコース終了後にアンケートを集め、講義内容や
形式についての感想や意見を募る。インタビューに入った多職種からも学生の態度について聴取する。
8)講義・実習を行う際に必要なヒト(模擬患者含む)・モノ等は何か?
①事前課題、会場、グループ数の模造紙、ペン、RIPLS 評価票、レポート用紙
②在宅医療の状況を理解している教員 2 名、ウェブ会議システムでのインタビューに協力してくれる多職種
3~4 名、事前講義(オンデマンド)、事前課題、多職種カンファレンス動画、インタビューガイド、事
後課題、事後課題のレポート用ルーブリック、LMS
(3)評価
・形成的評価
①当日の IRAT や GRAT のフィードバックとともに、グループのファシリテーターがメンバーの意見表出を促
し、実習中に行う教員のコメントの時間に、グループディスカッションを聞いていた教員から全体にフ
ィードバックを行っている。さらに、最後に全体の目標を確認し、教員から全体にフィードバックを行
っている。実習の最後には各グループでの振り返りの時間を設けており、各自が振り返り用紙に記入し
た後、グループメンバーで振り返り内容を共有している。
②事前課題のレポートの達成度を踏まえて、足りない視点についてフィードバックし、学修目標に照らし合
わせた学修内容を共有する。小テスト等で基本的知識を確認し、正答率の低い回答についてフィードバ
ックする。インタビューに参加した職種からもらった学生たちの態度についての感想等を適宜フィード
バックする。多職種カンファレンス・グループ発表については各教員が講評の中でフィードバックす
る。事後課題のレポートで誤った知識を記載した学生がいた場合は、評価終了後にフィードバックす
る。
・総括的評価
①プログラム終了後は、グループディスカッションを通して学んだ他学部への理解・関心、患者中心に課
題を解決する際の多職種連携を行う意義についてレポートを記載してもらい、そのレポートについてルー
ブリックを参考に、担当教員が分担して評価を行っている。
②事前課題のレポート 5 点:LMS に提出された事前レポートは 1 名の教員が概略評価(5 点)で評価する。小
テスト 5 点:小テストは LMS 上で作成した 10 分ほどで実施できる多肢選択式問題と短答問題で 5 問(初
日に実施) 。インタビュー態度 10 点:インタビューや多職種カンファレンスを通じて各職種に対する理
解や態度、チーム間でのコミュニケーション等を評価する。多職種カンファレンス 10 点:各職種が職種
の理解を踏まえた行動をとっているかを教員が評価する。グループ発表 10 点:グループ発表は内容・積
極性などを踏まえて 2 名の教員が 10 点満点で評価。患者中心の医療の在り方の理解については、多職種
カンファレンスやグループ 発表で評価する。事後課題のレポート 60 点:一人一人の学生がどの程度、
具体的に高齢者の生活を想起でき、生活上の課題を支援するための計画をたてられるかについて評価す
る。LMS に提出された事後レポートは 2 名の教員がルーブリックをもとに評価する。学生にも同様のルー
ブリックを提示している。合否基準は 60 点とする。欠席した場合は、録画した授業の記録をもとにした
レポート提出で知識を確認する。
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