参考資料3_医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (28 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html |
出典情報 | 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》 |
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見を積み重ねることができるよう、以下の資質・能力について、生涯にわたって研鑽していくことが求められ
る。
PR: プロフェッショナリズム(Professionalism)
人の命に深く関わり健康を守るという医師の職責を十分に自覚し、多様性・人間性を尊重し、利他的な態度で
診療にあたりながら、医師としての道を究めていく。
GE: 総合的に患者・生活者をみる姿勢(Generalism)
患者の抱える問題を臓器横断的に捉えた上で、心理社会的背景も踏まえ、ニーズに応じて柔軟に自身の専門領
域にとどまらずに診療を行い、個人と社会のウェルビーイングを実現する。
LL: 生涯にわたって共に学ぶ姿勢(Lifelong Learning)
安全で質の高い医療を実践するために絶えず省察し、他の医師・医療者と共に研鑽しながら、生涯にわたって
自律的に学び続け、積極的に教育に携わっていく。
RE: 科学的探究(Research)
医学・医療の発展のための医学研究の重要性を理解し、科学的思考を身に付けながら、学術・研究活動に関与
して医学を創造する。
PS: 専門知識に基づいた問題解決能力(Problem Solving)
医学及び関連する学問分野の知識を身に付け、根拠に基づいた医療を基盤に、経験も踏まえながら、患者の抱
える問題を解決する。
IT: 情報・科学技術を活かす能力(Information Technology)
発展し続ける情報化社会を理解し、人工知能等の情報・科学技術を活用しながら、医学研究・医療を実践す
る。
CS: 患者ケアのための診療技能(Clinical Skills)
患者の苦痛や不安感に配慮し、確実で信頼される診療技能を磨き、患者中心の診療を実践する。
CM: コミュニケーション能力(Communication)
患者及び患者に関わる人たちと、相手の状況を考慮した上で良好な関係性を築き、患者の意思決定を支援し
て、安全で質の高い医療を実践する。
IP: 多職種連携能力(Interprofessional Collaboration)
医療・保健・福祉・介護など患者・家族に関わる全ての人々の役割を理解し、お互いに良好な関係を築きなが
ら、患者・家族・地域の課題を共有し、関わる人々と協働することができる。
SO: 社会における医療の役割の理解(Medicine in Society)
医療は社会の一部であるという認識を持ち、経済的な観点・地域性の視点・国際的な視野なども持ちながら、
公正な医療を提供し、健康の代弁者として公衆衛生の向上に努める。
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