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予算執行調査資料(総括調査票) (15 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2024/sy0606/0606b.html |
出典情報 | 令和6年度 予算執行調査の結果を公表します(6月公表分)(6/28)《財務省》 |
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総
括
調査対象
予 算 額
調査事案名 (4)政府情報システムのコスト構造の実態
府省名
デジタル庁ほか
組織
デジタル庁ほか
会計
調
票
令和5年度(補正後):1,286,453百万円
(参考 令和6年度:996,538百万円)
情報通信技術調達等
適正・効率化推進費ほか
情報処理業務庁費ほか
項
一般会計
特別会計
査
目
ほか
調査主体
共同
取りまとめ財務局
(近畿財務局)
①調査事案の概要
【図1】政府情報システム関係経費の推移(一般会計+特別会計)
【事案の概要】
政府情報システム関係経費は、令和5年度予算(補正予算を含む。
以下同じ。)において、約12,865億円であり、令和2年度から令和 14,000
決算
4年度の決算額においても増加傾向であることが分かる【図1】。
政府情報システム関係経費は増加傾向にあるが、システム経費に
運用等
整備
その他
は、デジタル庁に一括計上されるものと各府省庁に個別に計上され 12,000
るものがあるほか、デジタル庁に一括計上されても執行は各府省庁
が担っているシステムがある等、コスト構造が複雑化しており、国
10,000
民にとって分かりづらくなっている。
また、「デジタル社会の実現に向けた重点計画(2024年6月21日
閣議決定)」では「原則として、政府情報システムは、クラウドに
最適化されたシステムをガバメントクラウド上に構築し、クラウド
サービス事業者が提供するサービスを活用して効率的に運用する」
こととされているところであり、費用削減の一つの方策としてガバ
メントクラウドへの移行があるが、その効果についても可視化した
上で検証する必要がある。
本調査では、政府情報システム経費の実態を調査するとともに、
そのうちクラウド移行の取組に着眼して、その経費削減効果や課題
を検証した。
【問題意識】
<政府情報システムのコスト構造について>
• 政府情報システムについて、システム全体の費用内訳はどのよう
になっているか。
• どの部分で政府情報システムのコストが増加しているのか。
<ガバメントクラウド移行の効果と課題について>
• ガバメントクラウドへの移行状況はどのようになっているか。移
行により、コスト構造はどのように変化するか。
• 政府情報システムについて、クラウド移行の事前検討・効果検証
は適切に行われているか。
751
8,000
6,000
2,058
(単位︓億円)
2,264
551
1,277
4,748
2,338
2,667
5,554
5,501
3,267
4,000
5,192
5,853
6,147
R5予算(補正後)
R6予算(当初)
2,000
予算
0
R2決算
■ 運用等経費
■ 整備経費
■ その他経費
R3決算
R4決算
…
…
情報システムの運用、保守等に要する経常的な経費
情報システムの整備(新規開発、機能改修・追加、更改及びこれらに付随する環境の
整備をいう)に要する一時的な経費
… 国の行政機関以外の情報システムに関係する経費等(独立行政法人への補助金等)
※令和6年4月時点でデジタル庁から提供されたデータを集計。現在デジタル庁にて改めて各府省庁の計数を精査
中であり、今後変動する可能性がある。
※四捨五入の関係上、各項目の計数の和が合計値と一致しないことがある。
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総
括
調査対象
予 算 額
調査事案名 (4)政府情報システムのコスト構造の実態
府省名
デジタル庁ほか
組織
デジタル庁ほか
会計
調
票
令和5年度(補正後):1,286,453百万円
(参考 令和6年度:996,538百万円)
情報通信技術調達等
適正・効率化推進費ほか
情報処理業務庁費ほか
項
一般会計
特別会計
査
目
ほか
調査主体
共同
取りまとめ財務局
(近畿財務局)
①調査事案の概要
【図1】政府情報システム関係経費の推移(一般会計+特別会計)
【事案の概要】
政府情報システム関係経費は、令和5年度予算(補正予算を含む。
以下同じ。)において、約12,865億円であり、令和2年度から令和 14,000
決算
4年度の決算額においても増加傾向であることが分かる【図1】。
政府情報システム関係経費は増加傾向にあるが、システム経費に
運用等
整備
その他
は、デジタル庁に一括計上されるものと各府省庁に個別に計上され 12,000
るものがあるほか、デジタル庁に一括計上されても執行は各府省庁
が担っているシステムがある等、コスト構造が複雑化しており、国
10,000
民にとって分かりづらくなっている。
また、「デジタル社会の実現に向けた重点計画(2024年6月21日
閣議決定)」では「原則として、政府情報システムは、クラウドに
最適化されたシステムをガバメントクラウド上に構築し、クラウド
サービス事業者が提供するサービスを活用して効率的に運用する」
こととされているところであり、費用削減の一つの方策としてガバ
メントクラウドへの移行があるが、その効果についても可視化した
上で検証する必要がある。
本調査では、政府情報システム経費の実態を調査するとともに、
そのうちクラウド移行の取組に着眼して、その経費削減効果や課題
を検証した。
【問題意識】
<政府情報システムのコスト構造について>
• 政府情報システムについて、システム全体の費用内訳はどのよう
になっているか。
• どの部分で政府情報システムのコストが増加しているのか。
<ガバメントクラウド移行の効果と課題について>
• ガバメントクラウドへの移行状況はどのようになっているか。移
行により、コスト構造はどのように変化するか。
• 政府情報システムについて、クラウド移行の事前検討・効果検証
は適切に行われているか。
751
8,000
6,000
2,058
(単位︓億円)
2,264
551
1,277
4,748
2,338
2,667
5,554
5,501
3,267
4,000
5,192
5,853
6,147
R5予算(補正後)
R6予算(当初)
2,000
予算
0
R2決算
■ 運用等経費
■ 整備経費
■ その他経費
R3決算
R4決算
…
…
情報システムの運用、保守等に要する経常的な経費
情報システムの整備(新規開発、機能改修・追加、更改及びこれらに付随する環境の
整備をいう)に要する一時的な経費
… 国の行政機関以外の情報システムに関係する経費等(独立行政法人への補助金等)
※令和6年4月時点でデジタル庁から提供されたデータを集計。現在デジタル庁にて改めて各府省庁の計数を精査
中であり、今後変動する可能性がある。
※四捨五入の関係上、各項目の計数の和が合計値と一致しないことがある。
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