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予算執行調査資料(総括調査票) (86 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2024/sy0606/0606b.html |
出典情報 | 令和6年度 予算執行調査の結果を公表します(6月公表分)(6/28)《財務省》 |
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4/5
総
調査事案名
括
調
査
票
(26)地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業
③調査結果及びその分析
④今後の改善点・検討の方向性
(3)交付申請時における宿泊単価に係る目標値の設定状況【図8】
○ 本事業の対象となっている宿泊施設(事業未完了のものも含む)における交付申請時に設定された1人当たりの平均宿泊単価の目
標値については、施設ごとにばらつきがあり、当該目標値を平成31年1月の宿泊単価の実績と比較した場合、
・ 宿泊単価の増加率が50%以上であるものが約1割となっている一方、増加率が10%未満であるものが約3割となっており、また、
・ 宿泊単価の増加額が5千円以上であるものが約2割となっている一方、増加額が1千円未満であるものが約3割となっている。
1.宿泊施設における高付加価
値化改修の状況
(4)交付申請時における宿泊単価に係る目標値の達成状況
○ 令和6年1月時点における、交付申請時に設定された目標値の達成状況については、全体の約6割の施設が達成している一方、
目標値を達成している施設においては、設定されていた目標値の水準が比較的低い傾向がある【図8・9】。
○ 目標値を達成している施設(579施設)のうち、約3割はまだ事業が完了していない施設となっており、本事業による改修以外の取
組も評価する必要があるが、本事業による改修によらずに目標値を達成している状況となっている【図9】。
○ 事業が完了した施設(544施設)のうち、目標値を達成していないものは約3割となっている。目標期限は改修から一定期間経過し
た後に設定される例が多いため、目標未達成の施設のほとんどは設定した目標期限がまだ到来しておらず、今後の状況をフォロー
アップしていく必要があるが、一部、目標期限が到来しているにもかかわらず目標値を達成していない施設がある【図9・10】。
【図8】目標値として設定された1人当たり平均宿泊単価の状況(917施設、目標達成・未達成別)
<目標値として設定された宿泊単価の増加額の分布>
<目標値として設定された宿泊単価の増加率の分布>
80%以上90%未満
1
2
22
27
3 4
70%以上80%未満
13
15
6 7
13
60%以上70%未満
8 15
50%以上60%未満
5 12
40%以上50%未満
20
達成
30%以上40%未満
23
60
46
20%以上30%未満
48
94
98
77
10%以上20%未満
146
10%未満
145
同額
1
8
マイナス
175
58
36
204
181
9
89
0
未達成
17
40
6
50
95
100
150
20千円以上 5
10千円以上20千円未満 3
9千円以上10千円未満
10
17
14
8千円以上9千円未満
7千円以上8千円未満
6千円以上7千円未満
5千円以上6千円未満
4千円以上5千円未満
3千円以上4千円未満
12 12
7 15
24
38
37
宿泊単価の増加額
宿泊単価の増加率
100%以上
90%以上100%未満
5
※平成31年1月の宿泊単価の実績値と比較した場合
※平成31年1月の宿泊単価の実績値と比較した場合
15
31
48
17
達成
24
22
24
48
17
26
63
44
93
56
78
113
99
8
33
89
6
50
150
施設数
【図10】目標値に係る期限の設定状況(898施設)
【図9】目標値の達成状況(917施設)
達成
579
: 167
: 171
273
300
: 377
: 202
施設数
うち、
・事業完了
・事業未完了
未達成
338
うち、
・事業完了
・事業未完了
162
95
100
施設数
うち、
・目標期限未到来: 332
・目標期限到来 : 3
・不明
: 3
134
49
132
また、本事業により改修を行っ
た宿泊施設において、事業の趣旨
に沿った十分な高付加価値化が図
られているかについて、事業完了
後における定期的なフォローアッ
プを徹底した上で、目標値が未達
成である場合や達成の見込みが低
い場合などにおいては、十分な高
付加価値化が図られるよう、指
導・助言を強化していくべき。
9
0
200
55
49
2千円以上3千円未満
1千円以上2千円未満
0円超1千円未満
1
同額
マイナス
未達成
本事業の趣旨に沿った十分な高
付加価値化が図られるよう、本事
業の交付決定に当たっては、
・ 宿泊単価に係る目標値が、当
該宿泊施設の宿泊単価の実績等
を踏まえた十分な水準となって
いるか
・ 施設改修の内容が、当該目標
値の達成に十分に資するような
内容となっているか
についての審査を徹底し、真に高
付加価値化に資する改修に対して
支援がなされるよう徹底すべき。
200
105
295
144
81
100
0
1年以内
2年
3年
4年
5年以上
84
総
調査事案名
括
調
査
票
(26)地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業
③調査結果及びその分析
④今後の改善点・検討の方向性
(3)交付申請時における宿泊単価に係る目標値の設定状況【図8】
○ 本事業の対象となっている宿泊施設(事業未完了のものも含む)における交付申請時に設定された1人当たりの平均宿泊単価の目
標値については、施設ごとにばらつきがあり、当該目標値を平成31年1月の宿泊単価の実績と比較した場合、
・ 宿泊単価の増加率が50%以上であるものが約1割となっている一方、増加率が10%未満であるものが約3割となっており、また、
・ 宿泊単価の増加額が5千円以上であるものが約2割となっている一方、増加額が1千円未満であるものが約3割となっている。
1.宿泊施設における高付加価
値化改修の状況
(4)交付申請時における宿泊単価に係る目標値の達成状況
○ 令和6年1月時点における、交付申請時に設定された目標値の達成状況については、全体の約6割の施設が達成している一方、
目標値を達成している施設においては、設定されていた目標値の水準が比較的低い傾向がある【図8・9】。
○ 目標値を達成している施設(579施設)のうち、約3割はまだ事業が完了していない施設となっており、本事業による改修以外の取
組も評価する必要があるが、本事業による改修によらずに目標値を達成している状況となっている【図9】。
○ 事業が完了した施設(544施設)のうち、目標値を達成していないものは約3割となっている。目標期限は改修から一定期間経過し
た後に設定される例が多いため、目標未達成の施設のほとんどは設定した目標期限がまだ到来しておらず、今後の状況をフォロー
アップしていく必要があるが、一部、目標期限が到来しているにもかかわらず目標値を達成していない施設がある【図9・10】。
【図8】目標値として設定された1人当たり平均宿泊単価の状況(917施設、目標達成・未達成別)
<目標値として設定された宿泊単価の増加額の分布>
<目標値として設定された宿泊単価の増加率の分布>
80%以上90%未満
1
2
22
27
3 4
70%以上80%未満
13
15
6 7
13
60%以上70%未満
8 15
50%以上60%未満
5 12
40%以上50%未満
20
達成
30%以上40%未満
23
60
46
20%以上30%未満
48
94
98
77
10%以上20%未満
146
10%未満
145
同額
1
8
マイナス
175
58
36
204
181
9
89
0
未達成
17
40
6
50
95
100
150
20千円以上 5
10千円以上20千円未満 3
9千円以上10千円未満
10
17
14
8千円以上9千円未満
7千円以上8千円未満
6千円以上7千円未満
5千円以上6千円未満
4千円以上5千円未満
3千円以上4千円未満
12 12
7 15
24
38
37
宿泊単価の増加額
宿泊単価の増加率
100%以上
90%以上100%未満
5
※平成31年1月の宿泊単価の実績値と比較した場合
※平成31年1月の宿泊単価の実績値と比較した場合
15
31
48
17
達成
24
22
24
48
17
26
63
44
93
56
78
113
99
8
33
89
6
50
150
施設数
【図10】目標値に係る期限の設定状況(898施設)
【図9】目標値の達成状況(917施設)
達成
579
: 167
: 171
273
300
: 377
: 202
施設数
うち、
・事業完了
・事業未完了
未達成
338
うち、
・事業完了
・事業未完了
162
95
100
施設数
うち、
・目標期限未到来: 332
・目標期限到来 : 3
・不明
: 3
134
49
132
また、本事業により改修を行っ
た宿泊施設において、事業の趣旨
に沿った十分な高付加価値化が図
られているかについて、事業完了
後における定期的なフォローアッ
プを徹底した上で、目標値が未達
成である場合や達成の見込みが低
い場合などにおいては、十分な高
付加価値化が図られるよう、指
導・助言を強化していくべき。
9
0
200
55
49
2千円以上3千円未満
1千円以上2千円未満
0円超1千円未満
1
同額
マイナス
未達成
本事業の趣旨に沿った十分な高
付加価値化が図られるよう、本事
業の交付決定に当たっては、
・ 宿泊単価に係る目標値が、当
該宿泊施設の宿泊単価の実績等
を踏まえた十分な水準となって
いるか
・ 施設改修の内容が、当該目標
値の達成に十分に資するような
内容となっているか
についての審査を徹底し、真に高
付加価値化に資する改修に対して
支援がなされるよう徹底すべき。
200
105
295
144
81
100
0
1年以内
2年
3年
4年
5年以上
84