よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


予算執行調査資料(総括調査票) (32 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2024/sy0606/0606b.html
出典情報 令和6年度 予算執行調査の結果を公表します(6月公表分)(6/28)《財務省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

1/3


調査事案名



(9)無償資金協力(うち草の根・人間の安全保障及
び日本NGO連携)における施設整備型支援

府省名

外務省

組織

外務本省

会計

調
調査対象
予 算 額

一般会計





令和4年度:163,297百万円の内数 ほか
(参考 令和6年度:156,200百万円の内数)



経済協力費

調査主体

本省



政府開発援助経済開発等援助費

取りまとめ財務局



①調査事案の概要
【事案の概要】
 対象となる支援: 政府開発援助(ODA)の一つである無償資金協力は、開発途上地域の経済や社会の開発を主たる目的として、相手国政府等からの要請に基づ
き、日本政府が相手国政府等に対して開発のために必要とされる生産物及び役務を購入するための資金を無償で供与するものである。このうち、「草の根・人間
の安全保障無償資金協力」(以下「草の根」という。)では各在外公館において現地のニーズをくみ取った上で、開発途上地域で活動する非政府組織(NGO)等
に対して資金を供与する形で実施され、「NGO連携無償資金協力」(以下「N連」という。)では日本のNGOに対して資金を供与する形で実施されている。案件の
規模としては、原則、草の根は1件1,000万円程度、N連は1件1億円以下であり、予算規模全体で130億円程度となっている。
 調査先: 上記草の根及びN連のうち、施設整備に係る支援について、草の根は令和元年度及び4年度予算、N連は令和元年度及び2年度予算において実施した全
在外公館(海外安全情報レベル4指定地域に所在等を除く)に対して調査を行い、案件の進捗、完了案件の活用状況を確認した。
 問題意識: 例年草の根等については、会計検査院の決算検査報告等でも、一部施設の利用状況の低さが指摘されており、国としてはNGOに資金供与した時点で
予算の執行を終えるが、その資金が有効活用されているかについても責任を持つべきという観点で実施したものである。

①調査事案の概要

草の根事業のイメージ
上段:学校、下段:病院

(単位:億円)

実績額の推移

160

草の根

140
120

40.9
37.8

100

43.5

50.7

50.5

N連

56.0
58.1

57.0

69.4

71.9

R2

R3

70.3

69.6

59.5

63.8

R4

R5

80
60
97.1

91.0

92.7

92.8

40

87.7

83.7

20
0
H26

H27

H28

H29

H30

R1

30