資料1-2-3-4 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注5~ 11歳用・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (116 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html |
出典情報 | 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》 |
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FLAIR では同部位の腫脹が見られた;
結核菌群検査:(2022/04/25)陽性;
ポリメラーゼ連鎖反応:(2022/04/25)抗酸菌に対して陰性;
血沈検査:(2022/04/25)亢進;
SARS-CoV-2 検査:(2022/04/25)陰性、注記:鼻咽頭スワブ。
治療的な処置は、無菌性髄膜炎、中枢神経系血管炎、ワクチン接種部位疼痛に対し
てとられた。
患者は、COVID ワクチンの前 4 週以内に他のいずれのワクチンも接種しなかった。
ワクチン接種前に、患者は COVID-19 と診断されなかった。
薬剤、食品又は他の製品に対するアレルギーはなかった。
2 回目接種のロット番号が不明な理由は、報告完了時に入手できなかった/報告者に
提供されなかったであった。
臨床経過は以下のとおり報告された:
2022/04/14(ワクチン接種 1 日後)、接種部痛、頭痛、弛張熱を発現した。
2022/04/25、当科紹介入院した。
頭部 MRI、磁気共鳴血管撮影(MRA)検査で、左内頚動脈の狭窄、中大脳動脈の狭
窄、血管壁の造影効果が増強、髄液検査で単核球優位に細胞数増多を示した。
血沈亢進した。
所見は、中枢神経系血管炎+髄膜炎であった。
報告者は、事象を重篤(入院)と分類した。
2022/04/25、COVID-19 PCR 検査を受け、検査の種類は鼻咽頭スワブであり、結果は
陰性であった。
事象の転帰は、ステロイドパルス療法などの治療で未回復であった。
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