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資料1-2-3-4      薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注5~ 11歳用・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (43 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
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スクリーニング:(日付不明日)多形紅斑をきたしそうな疾患(備考:B型肝炎、C
型肝炎、サイトメガロウイルス、EB ウイルス、溶連菌感染、膠原病などがスクリー
ニングされたが、該当するものはなかった;SARS-CoV-2検査:
(2022/04/01)陰性。

全身性剥脱性皮膚炎、薬疹、多形紅斑、発疹の結果として、治療的処置がとられ
た。

治療処置は、ステロイド全身投与を含んだ。

プレドニゾロンの治療によく反応し、速やかに改善した経過が、薬疹による多形紅
斑と一致する点などから、状況的にコロナワクチンの副反応として、多形紅斑が引
き起こされたと考えられた。

事象経過は以下のとおり報告された:2022/03/28 から発現した多形紅斑で、
2022/03/27 に接種したコロナワクチン以外で、多形紅斑を引き起こしそうな病歴は
なかった。入院時に実施できる検査の範囲内で、B型肝炎、C型肝炎、サイトメガ
ロウイルス、EB ウイルス、溶連菌感染、膠原病などの多形紅斑をきたしそうな疾患
はスクリーニングされたが、該当するものはなかった。プレドニゾロンの治療によ
く反応し、速やかに改善した経過が、薬疹による多形紅斑と一致する点などから、
状況的にコロナワクチンの副反応として、多形紅斑が引き起こされたと考えられ
た。

追加調査は不可能である。詳細情報の入手は期待できない。

追加情報(2022/04/18):再調査は完了した。これ以上の追加情報は期待できな
い。

追加情報(2022/05/06):本報告は、追加調査依頼に応じた、同じ連絡可能な医師
から入手した自発追加報告である。更新された情報は以下を含んだ:報告者の郵便
番号、患者の名前、患者の投与経路「筋肉内」、解剖学的部位「右三角筋」、臨床
検査値の「血液検査/COVID-19(IDNOW)/咽頭培養/スクリーニング」、新
しい事象「多形紅斑」であった。

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