よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-3-4      薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注5~ 11歳用・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (51 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(正常高値 125):(不明
日)81pg/ml、注:約 1 週間後、正常。

(2022/03/29)、175 pg/ml、注:上昇。

SARS-CoV-2 検査:(2022/03/29)陰性。

トロポニン:(2022/03/29)陰性。

治療的な処置は、発熱、関節痛の結果としてとられなかった。

臨床経過:

ワクチン接種の翌日、患者は 10~15 分程度の胸痛があった。

エコ―検査では、心機能低下、心嚢水貯留など明らかな異常はなかった。

血液検査では、NT-proBNP 175 と上昇を認めた。

その後、胸痛は二度と起こらなかった。

約 1 週間後の血液検査では、NT-proBNP 81 と正常を示した。

報告その他の医療従事者は、以下の通りにコメントした:

ワクチン接種の副反応による軽症の心筋炎疑い。

2022/04/07(ワクチン接種の 10 日後)、事象の転帰は回復であった。

報告その他の医療従事者は、事象を非重篤(報告のとおり)と分類し、事象と
bnt162b2 との因果関係は関連ありと評価した。

患者が COVID ワクチン接種前 4 週間以内に、他のワクチンを受けたかどうかは不明
であった。

ワクチン接種 2 週間以内に、他のいかなる薬も服用しなかった。

家族歴はなかった。

事象発熱、関節痛の転帰は処置なしで回復であった。

51