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参考資料6 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針(平成24年厚生労働省告示第430号)及び健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料 (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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10 年後を見据えた「目指す姿」
○ 日本における近年の社会経済変化とともに、急激な尐子高齢化が進む中で、10 年後の
人口動態を見据え、「目指す姿」を明らかにする。

〈背景〉
○平均寿命、健康寿命ともに、世界のトップクラスを維持。
○総人口は減尐し、急速に高齢化が進行。
○出生数は減尐。生涯未婚率の増加、離婚件数の増加など、家族形態は変化。
○経済状況は停滞し、完全失業率は5%まで上昇。非正規雇用が増加し、若年者の雇用情勢
も依然として厳しい状況。
○単身世帯が増加し、高齢者の単身世帯も増加。
○相対的貧困率は 16.0%。生活保護受給者数は過去最高の 209 万人。
○進学率は向上し、2人に1人が大学進学する状況。一方、小中学校での不登校児童数は
10 万人を超える状況。
○がん等の生活習慣病が増加。医療費は 30 兆円を超える状況。
○自殺者数は3万人程度で推移。過労死など働く世代にみられる深刻な課題。
○児童虐待相談対応件数は増加の一途を辿り、5万件を超える状況。
○国民の7割が日常生活に悩みや不安を感じ、老後の生活設計や自分の健康についての悩み
や不安が多い。

10 年後に目指す姿
○すべての国民が共に支え合い、健康で幸せに暮らせる社会
・子どもも大人も希望のもてる社会
・高齢者が生きがいをもてる社会
・希望や生きがいをもてる基盤となる健康を大切にする社会
・疾患や介護を有する方も、それぞれに満足できる人生を送ることのできる社会
・地域の相互扶助や世代間の相互扶助が機能する社会
・誰もが社会参加でき、健康づくりの資源にアクセスできる社会
・今後健康格差が広まる中で、社会環境の改善を図り、健康格差の縮小を実現する
社会

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