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参考資料6 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針(平成24年厚生労働省告示第430号)及び健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料 (79 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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健康日本21においては、「メタボリックシンドローム」を認知している国民の割合の増
加を目指して「20 歳以上の者の 80%以上」という目標値を設定しており、この目標を達成
できた。このことを踏まえ、10 年後に 80%の国民がCOPDを認知することを目標とする。
目標項目

COPDの認知度の向上

現状

25%

目標

80% (平成 34 年度)
GOLD(The Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease)
日本委員会調査
※インターネット調査で「COPDについてどんな病気かよく知ってい
る」又は「名前は聞いたことがある」と回答した者の割合。

データソース

(平成 23 年)

ⅳ.今後必要となる対策
COPD予防・早期発見の方向性と方策については、2010 年の「慢性閉塞性肺疾患(CO
PD)の予防・早期発見に関する検討会」の提言を踏まえて対応していくことが望ましい。
具体的には、COPDの名称と疾患に関するメディア等を介した知識の普及、COPDが
予防可能な生活習慣病であることの理解の促進、禁煙指導、COPDのスクリーニング票の
の活用(図7)等とCOPD早期発見とを結びつけた活動の推進などが考えられる。
また、COPD認知率を経年的に把握するための調査研究体制の整備等を検討することが
必要である。


COPD問診票

(資料:IPAG 診断・治療ハンドブック日本語版

慢性気道疾患プライマリケア医用ガイド)

ⅴ.参考文献
1) 日本呼吸器学会『COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン第 3 版』2009 年
2) Fukuchi Y, et al, COPD in Japan: the Nippon COPD Epidemiology study, Respirology.
2004 Nov;9(4):458-65
3) 平成 20 年患者調査(総患者数,性・年齢階級×傷病小分類別)
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001060228

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