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参考資料6 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針(平成24年厚生労働省告示第430号)及び健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料 (84 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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K6合計得点 10 点以上の者の頻度は、気分障害・不安障害と同等の状態の頻度の推
定値と考えることができる。K6を利用できるデータは平成 22 年以降のものに限られ
ることから、米国の Healthy People 2020 において大うつ病のエピソードを経験した者
の割合を 10%減尐させることを目標にしていることを参考として、当面、現状値から
10%の減尐を目標値として設定する。
〈参考〉K6について
K6 は米国のKesslerらによって、うつ病・不安障害などの精神疾患をスクリーニングすること
を目的として開発され、一般住民を対象とした調査で心理的ストレスを含む何らかの精神的な問題
の程度を表す指標として広く利用されている。
「神経過敏に感じましたか」「絶望的だと感じましたか」「そわそわ、落ち着かなく感じました
か」「気分が沈み込んで、何が起こっても気が晴れないように感じましたか」「何をするのも骨折
りだと感じましたか」「自分は価値のない人間だと感じましたか」の6つの質問について5段階
(「まったくない」(0点)、「尐しだけ」(1点)、「ときどき」(2点)、「たいてい」(3
点)、「いつも」(4点))で点数化する。合計点数が高いほど、精神的な問題がより重い可能性
があるとされている。

(ⅲ)メンタルヘルスに関する措置を受けられる職場の割合の増加
目標項目
メンタルヘルスに関する措置を受けられる職場の割合の増加
現状

33.6%(平成 19 年)

目標

100% (平成 32 年)

データソース

厚生労働省「労働者健康状況調査」等

新成長戦略(平成 22 年閣議決定)においては、2020 年までの目標として「メンタルヘ
ルスに関する措置を受けられる職場の割合

100%」が盛り込まれており、本目標に合わ

せて目標を設定する。
(ⅳ)小児人口 10 万人当たりの小児科医・児童精神科医師の割合
目標項目
小児人口 10 万人当たりの小児科医・児童精神科医師の割合の増加
現状

小児科医:94.4(平成 22 年)
児童精神医学分野に取り組んでいる小児科医若しくは精神科医:
10.6(平成 21 年)

目標

増加傾向へ(平成 26 年)

データソース

厚生労働省「健やか親子21第2回中間評価」(小児科医は医師・
歯科医師・薬剤師調査、児童精神科医師は日本児童青年精神医学会
調べ)
※小児人口:0歳から 14 歳

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