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参考資料6 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針(平成24年厚生労働省告示第430号)及び健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料 (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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ⅱ.基本的な考え方
がんの予防、診断、治療等を総合的に推進する観点から、平成 24 年6月に閣議決定した
がん対策推進基本計画(以下「現基本計画」という。)で目標値として採用されている「が
んの年齢調整死亡率の減尐」と「がん検診の受診率の向上」を目標として設定する。なお、
がんの発症予防に関して設定する目標としてはがんの罹患率を、がんの重症化予防に関し
て設定する目標としては進行がん罹患率をそれぞれ用いることが望ましいが、現行の地域
がん登録等から得られるデータの精度に限界があることから、前述の2指標で代替するこ
とが現実的である。

ⅲ.現状と目標
上記を踏まえ、目標を以下のとおり設定する。
(ⅰ)75 歳未満のがんの年齢調整死亡率の減尐
目標項目

75 歳未満のがんの年齢調整死亡率の減尐(10 万人当たり)

現状

84.3(平成 22 年)

目標

73.9(平成 27 年)

データソース

厚生労働省「人口動態統計」

現基本計画においては、たばこ対策、がん検診の推進、がん医療のさらなる充実といっ
たがん対策の総合的推進によって、がんの年齢調整死亡率を減尐させることが目指され
ている。健康日本21(第2次)の目標はこれに合わせて設定する。
(ⅱ)がん検診受診率の向上
目標項目

がん検診の受診率の向上

現状

胃がん
肺がん
大腸がん
子宮頸がん
乳がん

男性
男性
男性
女性
女性

36.6%
26.4%
28.1%
37.7%
39.1%

女性
女性
女性

28.3%
23.0%
23.9%

(平成 22 年)
目標

50%(胃がん、肺がん、大腸がんは当面 40%)
(平成 28 年)

データソース

厚生労働省「国民生活基礎調査」
※がん検診の受診率の算定に当たっては、40 歳から 69 歳まで
(子宮頸がんは 20 歳から 69 歳まで)を対象とする。

「健康日本21」においても、がんに関する指標の一つに「各がん検診の受診者の増

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