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参考資料6 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針(平成24年厚生労働省告示第430号)及び健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料 (98 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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(ⅴ) 足腰に痛みのある高齢者の割合の減尐(千人当たり)
目標項目

足腰に痛みのある高齢者の割合の減尐(千人当たり)

現状

男性 218 人、女性 291 人

(平成 22 年)

目標

男性 200 人、女性 260 人

(平成 34 年度)

データソース

厚生労働省「国民生活基礎調査」

現状については、国民生活基礎調査より、男性では腰痛(168.3 人)と手足の関節の痛
み(96.8 人)とを加えると千人当たり 265.1 人であり、両方に該当する 47.1 人を除くと
218 人となり、女性では腰痛(210.6 人)と手足の関節の痛み(159.9 人)とを加えると千
人当たり 370.5 人であり、両方に該当する 79.8 人を除くと 290.7 人であることから設定
した。
今後も高齢化が一段と進行し、高齢者、特に 75 歳以上の高齢者が急増すること等から、
足腰の痛みのある高齢者の割合の自然増は避けられないが、実現可能性も考慮し、足腰に
痛みのある有訴者率を男女ともに現状よりも約1割減らすことを目指して目標値(男性
200 人、女性 260 人)を設定する。
(ⅵ) 高齢者の社会参加の促進(就業又は何らかの地域活動をしている高齢者の割合の
増加)
目標項目

高齢者の社会参加の促進(就業または何らかの地域活動をしている
高齢者の割合の増加)

現状

(参考値)何らかの地域活動をしている高齢者の割合
男性

64.0%、女性

55.1%

(平成 20 年)

目標

80%

(平成 34 年)

データソース

内閣府「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」

健康日本21において、
「何らかの地域活動を実施している 60 歳以上の者の増加」を指
標として掲げたところ、平成 10 年(男性 48.3%、女性 39.7%)と比べて平成 20 年(男
性 64.0%、女性 55.1%)で約 15%増加し、今後も増加傾向が期待される。また、尐子高
齢化を背景として、高齢者の労働力への期待が高まっていることから、今後も就業率増加
傾向が期待される。これらを踏まえ、合わせて約 20%の伸びを期待して 80%を目標とす
る。

ⅵ. 今後必要となる対策
高齢者の健康の中で、特に①介護保険サービス利用者の増加の抑制、及び②認知機能低下
ハイリスク高齢者の発見率の向上に関しては、現行の介護予防事業における二次予防事業対
象者(要介護状態・要支援状態にはないが、そのおそれがあると考えられる 65 歳以上の者)
の早期発見・早期対策の一層の普及・推進が必要である。

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