参考資料6 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針(平成24年厚生労働省告示第430号)及び健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料 (88 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html |
出典情報 | 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》 |
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また、子どもの健やかな発育のためには、妊娠前・妊娠期の心身の健康づくりと基本的な
生活習慣が重要であり、適正体重の維持(20 歳代女性のやせの減尐)や妊娠中の喫煙や飲
酒をしないことを確認することも必要である。
子どもの頃からの生活習慣病対策の重要性については、日本学術会議(2008 年)も提言
しているところであるが 2)、健やかな生活習慣を幼尐時から身につけ、生活習慣病予防の基
盤を固め、生涯にわたって健康な生活習慣を継続できるようにすることが重要である。
なお、子どもの心の問題への対応の充実は「(1)こころの健康」で、妊娠前や妊娠期の
生活習慣等については「5 食生活等に関する生活習慣及び社会環境」の該当分野に、それ
ぞれ記載した。
ⅲ.現状と目標
(ⅰ)健康な生活習慣(栄養・食生活、運動)を有する子どもの割合の増加
① 朝・昼・夜の三食を必ず食べることに気をつけて食事をしている子どもの割合
食生活は、心身を育むうえで不可欠な生活習慣であり、幼尐時の食習慣は成人期の食習
慣に影響を与える。20 歳以上で習慣的に欠食している者で、朝食を食べない習慣が「小
学生の頃から」又は「中学、高校生の頃から」始まったと回答した者の割合を合わせると、
男性で 32.7%、女性で 25.2%であるとの報告もある 3)。
(独)日本スポーツ振興センター「平成 22 年度児童生徒の食生活等実態調査報告書」
によると、「朝・昼・夕の三食を必ず食べることに気をつけて食事をしている」と回答し
た小学校5年生は 89.4%であり、前回調査(平成 17 年度)84.5%から 4.9%増加してい
る。規則正しく食べる習慣は、すべての子どもが身につけるべきものであるため、目標値
は「100%に近づける」とした。
目標項目
朝・昼・夕の三食を必ず食べることに気をつけて食事をしている子ど
もの割合増加
現状
小学5年生
目標
100%に近づける
データソース
(独)日本スポーツ振興センター「児童生徒の食生活等実態調査」
89.4%(平成 22 年度)
(平成 34 年度)
② 運動やスポーツを習慣的にしている子どもの割合
健康な運動習慣を有する子どもの割合を増やすことで、心身の健康の保持・増進や体力
の向上を図り、健康で活力に満ちた長寿社会の実現につなげることが重要である。
平成 24 年3月に中央教育審議会において答申された「スポーツ基本計画の策定につい
て」においても、すべての人々が幸福で豊かな生活を営むことができる社会を目指し、子
どものスポーツの機会の充実やライフステージに応じたスポーツ活動の推進等が盛り込
まれている。
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