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参考資料6 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針(平成24年厚生労働省告示第430号)及び健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料 (87 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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②次世代の健康
ⅰ.はじめに
生涯を通じ健やかで心豊かに生活するためには、妊娠中や子どもの頃からの健康、つまり
次世代の健康が重要である。妊娠前・妊娠期の心身の健康づくりを行うとともに、子どもの
健やかな発育とより良い生活習慣を形成することで、成人期、高齢期等の生涯を通じた健康
づくりを推進していくことが出来る。また、子どもが成長し、やがて親となり、その次の世
代をはぐくむという循環においても、子どもの健やかな発育や生活習慣の形成は、その基礎
となるものでもある。
子どもや妊婦に係る母子保健分野における取組としては、2001 年度から、関係機関・団
体が一体となって推進する国民運動計画である「健やか親子21」1)の取組を開始しており、
その計画の中で、21 世紀における取組の方向性と目標を示しているところであるが、こう
した取組とも協同しつつ、次世代の健康を育むことが望まれる。
次世代の健康の目標設定の考え方
健康寿命の延伸・健康格差の縮小
生活の質の向上
高齢者
成人

子ども

妊娠・
出産
妊娠前
















生活習慣病の予防

社会環境の質の向上

要介護状態の予防

身体機能、社会生活機能の向上













【子どもの健やかな発育】
○全出生数中の低出生体重児の割合の減尐
○肥満傾向にある子どもの割合の減尐)
【子どもの健やかな生活習慣】
○朝・昼・夕の3食を必ず食べることに気をつ
けて食事をしている子どもの割合の増加
○運動やスポーツを習慣的にしている子ども
の割合の増加
〈健やかな発育、生活習慣の形成〉

学校、地域、民間団体等
社会全体の取組による
社会環境の改善

〈良好な社会環境の実現〉

ⅱ.基本的な考え方
子どもの健やかな発育や生活習慣の形成の状況については、子どもの体重(全出生数中の
低出生体重児の割合、肥満傾向にある子どもの割合)や生活習慣(朝・昼・夕の3食を必ず
食べることに気をつけて食事をしている子どもの割合、食事を1人で食べる子どもの割合)、
う蝕有病状況、運動やスポーツ習慣、さらには子どもの心身の問題への対応を行う小児科医

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