こと。また、建設用３Ｄプリンター等の新技
術で使用する材料については、工場だけでな
く、建築現場で材料を製造する方法等も認め
られるよう、現場の実態を踏まえて、検討す
ること。
④ 指定性能評価機関による評価については、
デジタル技術の著しい進展を踏まえて、審査
項目、審査基準、期間、費用及び手続につい
て必要な見直しを行うとともに、新しい材
料・技術に迅速かつ的確に対応するための能
力の向上や人員の配置等の見直しについて
も検討するよう周知、指導を行うこと。
⑤ 今後の革新的技術の出現や、それに適した
新たな材料・工法の登場も見据え、材料の性
能等に着目する等デジタル時代における規
制の在り方そのものについても検討するこ
と。
⑥ オープンイノベーションに資するよう、検
討会の結果を公表するなど透明性を確保す
ること。
a

国土交通省は、環境配慮型コンクリート

等の新しい材料・技術の出現も踏まえて、指
定性能評価機関による評価に関し、審査項
目、期間、費用、手続及び新しい材料・技術
への対応等を含め、各種見直しを検討し、結
論を得る。その後、継続的に指定性能評価機
関への監督及び指導を行い、イノベーション
促進に資する迅速かつ的確な評価が行われ

10

カーボンニュー

るよう、適切な運用を行う。

トラル実現に資

b

する環境配慮型

の利用促進に向けて、機動的で柔軟な規制と

コンクリートの

なるよう各種見直しを行う。規制の見直しに

社会実装に向け

当たっては、検討会を設置して議論し、結論

た環境整備

を得て措置する。その際、以下の点に留意す

国土交通省は、環境配慮型コンクリート

る。
① イノベーション促進を念頭に、新たな仕様
規定策定の必要性を検討すること。
② 国内外の事業者や学識経験者等から、幅広
く意見を聴取すること。報告書等の取りまと
めについては、聴取した意見を踏まえ、新し
い材料・技術の実態に即した内容とするこ
と。
10

a：令和５年度検
討・措置
b：（検討会について
は）令和５年度上期
設置、
（①）令和５
年度結論、結論を得
次第速やかに措置、
（②・③・④・⑤）
令和５年度措置

国土交通省