よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


『規制改革実施計画』(令和5年6月16日閣議決定) (72 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_index.html#program
出典情報 令和5年 規制改革実施計画(6/16)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

データ(ブラックリスト方式で個人特定の可
能性のある項目を匿名化する等の処理をし
たもの)に対するリモートアクセスを、以下
の点に留意しつつ可能とする。あわせて、専
門委員会による審査の効率化等を行い、利用
申請から申請者が実際にデータの利用を開
始し得るまでに要する期間について、平均で
390 日を要する現状から、原則7日(研究者
等側の都合に要した期間は除く。)とする。
また、現状の申請件数を踏まえ、当面月1回
を設定するが、今後申請件数が増えれば複数
回設定する。
・特定の商品又は役務の広告又は宣伝を目
的とする利用、承諾された利用目的以外の
利用、特定の個人を識別する目的での利用
その他の不適切利用をオンラインで監視
可能な解析環境を構築すること。なお、研
究者等がNDBデータを利用する場合を
含め研究を行うに当たっては、探索・試行
的なデータ解析を行うことが通常である
ことに留意する。
・研究者等による、厚生労働省等に対するリ
モートアクセスの申請手続等をオンライ
ンで行うことを可能とすること。
・研究者等が希望する場合に、NDBデータ
の専門家等が抽出条件のアドバイスを行
う等の支援体制を構築するとともに構造
化されたデータを整備するなど解析環境
を整備すること。
d

厚生労働省は、NDBデータの利用の要

件として高齢者医療確保法第 16 条の2に定
める「相当の公益性を有すると認められる業
務」について、特定の商品等の広告・宣伝を
除く、医薬品や医療機器の創出又は改善に資
する調査、研究又は開発(製薬企業を含む民
間事業者等による医薬品安全性調査、市販後
の有害事象のエビデンス収集等の研究を含
む。
)に利用可能であることを明確化する。
e

厚生労働省は、NDBデータの利用に関

して、
「匿名レセプト情報・匿名特定健診等
情報の提供に関するガイドライン」(令和2
年 10 月厚生労働省)において利用を行った
67