よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


『規制改革実施計画』(令和5年6月16日閣議決定) (89 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_index.html#program
出典情報 令和5年 規制改革実施計画(6/16)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

配置し夜間・休日などの患者の急変に対応し
たいとの提案があり、これに対して、医師、
薬剤師、看護師が連携し、緊急時に対応可能
な体制を構築すること、医師があらかじめ処
方し、当該医師自ら又は薬剤師が調剤した薬
剤を患者宅等に保管しておくこと、OTC医
薬品を使用することや地域において 24 時間
対応が可能な薬局を確保することで対応で
きるのではないかなどの意見があった。これ
らを踏まえ、在宅医療の実施状況については
地域により異なること、地域の多職種連携の
重要性なども考慮し、在宅患者が適時に必要
な薬剤(薬局では取り扱っていないことがあ
ると指摘されている種類の輸液等を含む。)
を入手できないことがないよう、次の措置を
講ずる。
a

厚生労働省は、医師から特定の患者に対

する診療について包括的指示を受けた看護
師(当該包括的指示に特定の薬剤の投与が含
まれる場合に限る。)が夜間・休日を含め必
要時に、医師に連絡がつかない事例や、在宅
で看護師の同席の下で患者に対してオンラ
イン診療(D to P with N)を行う場合など
看護師が医師と別の場所にあって、かつ、医
師が医療機関外で処方箋を円滑に発行でき
ない事例が存在するとの指摘を踏まえ、在宅
患者が適時に必要な薬剤を円滑に入手可能
とする観点から、具体的にどのような地域に
どの程度の頻度でどのような課題があるか
について現場の医師、薬剤師、看護師及び患
者等に対して調査を行い、必要な対応を検討
する。
b

厚生労働省は、在宅患者への薬物治療の

提供の実態について、24 時間対応を行うこと
等を要件とする地域連携薬局の認定等を取
得している薬局の一部において、現実には夜
間・休日の調剤が行われていないことがある
との指摘を踏まえ、必要に応じて実態を調査
の上、必要な措置を講ずる。具体的には、地
域の薬局において、夜間・休日を含む 24 時
間対応が可能となるよう、輪番制の導入や
日々の対応薬局の公表等を実施するととも
84