『規制改革実施計画』(令和5年6月16日閣議決定) (86 ページ)
出典
公開元URL | https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_index.html#program |
出典情報 | 令和5年 規制改革実施計画(6/16)《内閣府》 |
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について、オンライン請求の導入に向けた課
題を検討し、早期に結論を得る。
(3) 医療関係職種間のタスク・シフト/シェア等
No.
事項名
規制改革の内容
実施時期
所管府省
厚生労働省は、地域で主たる責任を持って
在宅療養者に対する診療に当たる「在宅療養
支援診療所」を含め診療所からの往診につい
て、
診療所から半径 16kmを超える往診が当
該診療所からの往診を必要とする「絶対的な
理由」がある場合に認められているところ、
現実には、16km以内に医療機関が存在して
いても、やむを得ない事情で当該医療機関の
医師が適時に往診できず、医療アクセスが困
難な地域における患者の医療に支障が生じ
10
在宅医療を提供
する環境の整備
ているとの指摘があることを踏まえ、地域の
在宅医療の提供状況に応じ、16kmを超えた
令和5年度上期検
討・結論
往診が可能となる「絶対的な理由」について、
厚生労働省
更なる整理・周知を検討する。加えて、診療
所の管理者の常勤要件について、新たに管理
医師を配置した上で診療所を開設すること
が困難であるとの指摘があることを踏まえ
て、地域の在宅医療の提供状況に鑑み、医療
提供体制が不足していると都道府県が認め
る場合には、他の診療所の管理者がへき地や
医師少数区域等の診療所の管理者を兼務可
能であることの更なる整理・周知を検討す
る。
a
厚生労働省は、高い知識や技術を持つ看 a:令和5年度措置
護師が在宅領域など地域医療において、多く b:①②令和5年度
は慢性疾患を持つ患者の生活に立脚した健 検討開始、遅くとも
康管理や予防に、その能力や専門性を発揮で 令和6年度措置、③
在宅領域など地
11
域医療における
医師―看護師の
タスクシェア
きる環境を整備し、患者、医師の負担を軽減 (前段)令和5年度
するため以下の措置を講ずる。
措置、③(後段)令
①厚生労働省は、在宅医療において、患者に 和6年度検討開始、
対し適時に適切な医療が行われることを確 令和7年度結論
保する観点から、看護師が医師の包括的指示 c:(前段)令和6年
を受けて行い得る業務を明確化するため、現 度及び令和7年度措
場のニーズを踏まえて、包括的指示の例を示 置、(中段)令和7
す。包括的指示の例を作成するに当たって 年度結論、
は、在宅療養者の症状変化に対して医師と看 (後段)令和7年度
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厚生労働省