提案書12(2200頁~2401頁) (149 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
超音波凝固切開装置等は脊椎前方固定術などで使用されている。本加算には当該手術手技の習熟と超音波凝固切開装置等の作用原理を理解し使用
方法に習熟した医師による実施が求められる。
施設の要件
神経血管損傷を起こす危険性があり、技術的には難易度が高く、脊椎に精通する専門医が施行するべきである。主たる実施医師は脊椎脊髄外科手
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 術を200例以上経験した医師であること。
制等)
人的配置の要件
整形外科または脳神経外科を標榜しており、脊椎脊髄病指導医または脊髄外科指導医・認定医がいること。手術合併症発生時に対応可能な体制が
(医師、看護師等の職種や人数、専門 取れること。
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 無し
要件)
⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
従来の電気メスと違い対極板が不要であるために、対極板に関連する副作用はない。その他は電気メスと同程度のリスクである。
⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
問題なし
⑧点数等見直し
の場合
見直し前
見直し後
その根拠
3,000
K931超音波凝固切開装置等加算 3,000点のため
区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)
特になし
区分をリストから選択
番号
技術名
特になし
特になし
具体的な内容
特になし
増(+)
プラスマイナス
⑩予想影響額
予想影響額(円)
207,540,000
その根拠
本要望の手術手技は2019年で13,836例の半数程度(頚椎と側弯症手術の後方手術例が除かれるため)3,000点×10円/点×13,836例÷2=207,540,000
円の医療費増加となる。
備考
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬
あり(別紙に記載、添付文書を添付する)
⑫その他
特になし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
特になし
⑭参考文献1
⑭参考文献2
⑭参考文献3
⑭参考文献4
1)名称
Blood loss and operative duration using monopolar electrosurgery versus ultrasound scissors for surgical preparation during
thoracoscopic ventral spondylodesis: Results of a randomized, blinded, controlled trial.
2)著者
Otto C, Schiffer G, Tjardes T, Kunter H, Eysel P, Paffrath T
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Eur Spine J 23:1783–1790, 2014
4)概要
超音波凝固切開装置で胸腔鏡下の胸椎手術の出血量を電気メスと比較して有意に減少させた。(エビデンスレベル1b)
1)名称
Balloon-assisted endoscopic retroperitoneal gasless (BERG) technique for anterior lumbar interbody fusion (ALIF): The Northwestern
experience.
2)著者
Vazquez RM, Gireesan GT
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Surg Endosc Other Interv Tech 17:268–272, 2003
4)概要
超音波凝固切開装置を用いて腹腔鏡下の腰椎前方手術が安全に行うことができた。(エビデンスレベル5)
1)名称
胸椎kaneda instrumentation手術
2)著者
伊東学
金田清志
3)雑誌名、年、月、号、ページ
OS NOW
Spinal Instrumentation
4)概要
分節動脈・静脈の処理の手技について:感染や圧潰椎体などで血管が瘢痕組織の中にあり同定が困難な場合にはハーモニックカスペルが血管を焼
灼するのに効果的である(エビデンスレベル6)
1)名称
The Spine E-Book
2)著者
Rothman-Simeone
3)雑誌名、年、月、号、ページ
P440
4)概要
著者らは分節動脈の処理はハーモニックで行うことを好んで行うとの記述あり。 (エビデンスレベル6)
胸腰移行部前方手術を中心に
メディカルビュー社
2008年
p65
1)名称
⑭参考文献5
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。
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