提案書12(2200頁~2401頁) (22 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ
④普及性の変化
※下記のように推定した根拠
安定冠動脈疾患の血行再建ガイドライン(2018 年改訂版)①超音波メス(harmonic
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す scalpel)を用いた採取法の安全性は広く認識されている。②超音波メスを用いた
る。)
skeletonization法によるGEA採取は、攣縮を軽減し、グラフトの長さをより長く確保で
き、大きな血管径を有する部位の吻合を可能にする安全な方法である(参考文献1)。
日本冠動脈外科学会が行ったアンケート(学会ホームページに掲載されているもの)によると2020年のCABGは17,975件ある。1例につきK931超音
波凝固切開装置等加算を請求していると考えられる。別切開創から採取する2本目のグラフトは、橈骨動脈724本、胃大網動脈832本、大伏在静脈
8,775本であった。2本目のグラフト採取に超音波凝固切開装置を使用した場合、合計で9,671回上乗せとなる。
見直し前の症例数(人)
17,975
見直し後の症例数(人)
17,975
見直し前の回数(回)
17,975
見直し後の回数(回)
27,646
年間対象者数の
変化
年間実施回数の
変化等
⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
従来の電気メスと違い対極板が不要であり、熱傷などの有害事象はない。その他は電気メスと同程度のリスクである。
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 特になし
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 特になし
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 特になし
要件)
⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
すでに確立された手術手技であり、安全性は担保されている。
⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
問題なし
⑧点数等見直し
の場合
見直し前
見直し後
その根拠
区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)
特になし
区分をリストから選択
番号
技術名
なし
なし
具体的な内容
なし
増(+)
プラスマイナス
⑩予想影響額
予想影響額(円)
290,130,000
その根拠
日本冠動脈外科学会が行ったアンケートによると2020年のCABGは17,975件ある。1例につきK931超音波凝固切開装置等加算を請求していると考え
られる。別切開創から採取する2本目のグラフトは、橈骨動脈724本、胃大網動脈832本、大伏在静脈8775本であった。ここで、K931超音波凝固切
開装置等加算で使用した場合、合計で9,671回上乗せとなる。したがって、30,000円(3,000点)×9,671回で290,130,000円となる。
備考
日本冠動脈外科学会website アンケートのページ
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬
特になし
⑫その他
特になし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
特になし
2221
http://www.jacas.org/enquete/2020.html