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提案書12(2200頁~2401頁) (201 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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年間実施回数の
変化等

見直し前の回数(回)

33,360回

見直し後の回数(回)

33,600回

⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

脊髄硬膜外刺激の刺激調整に関する施設要件や人的要件はなく、多くの場合植え込みを行った脳神経外科や麻酔科外来で刺激調整は行われてい
る。刺激条件の最適化を行う上では、電極留置の神経学的解剖の理解、刺激条件が臨床効果に及ぼす影響などの理解が必要であり、近年刺激条件
の複雑化に伴い、刺激設定の難易度(専門性)は高くなっていると考えられる。

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 特になし
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 特になし
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 特になし
要件)

⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

保険点数の増点に伴う副作用のリスクはない。

⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

問題ない

⑧点数等見直し
の場合
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)

見直し前
見直し後
その根拠

600
900
刺激調整に要する時間が増えているため

区分

区分をリストから選択

番号
技術名
具体的な内容

特になし
増(+)

プラスマイナス
⑩予想影響額

予想影響額(円)

100,800,000円

その根拠

C167について1件あたり300点増点となる。3,000円/件 x 33,600件/年 = 100,800,000円/年 の医療費負担増となる。

備考
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬

特になし

⑫その他

特になし

⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

特になし

⑭参考文献1

⑭参考文献2

⑭参考文献3

⑭参考文献4

⑭参考文献5

1)名称

定位機能神経外科治療ガイドライン第3版

2)著者

難波宏樹,伊達

3)雑誌名、年、月、号、ページ

2019年発刊、p84

4)概要

刺激条件により疼痛の緩和効果に違いがある。トニック刺激よりバースト刺激が除痛効果に優れ、7割以上の患者がバースト刺激を好む。

1)名称

慢性疼痛診療ガイドライン

2)著者

慢性疼痛診療ガイドライン作成ワーキンググループ

3)雑誌名、年、月、号、ページ

2021年発刊、p102

4)概要

「高頻度刺激(10kHz), burst刺激, subperception刺激(1-5kHz)などの刺激法による効果の違いを検討したシステマティックレビューがあるが、
これらの刺激はパレスジテアがない点は優れているが、鎮痛効果が高いかどうかの結論は出ていない.」と記載されている。

1)名称

Parameters of Spinal Cord Stimulation and Their Role in Electrical Charge Delivery: A Review

2)著者

Jonathan P. Miller, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

SPINAL CORD STIMULATION, 2016,June, VOLUME 19, ISSUE 4, P373-384

4)概要

「異なるSCSパラメータは、神経組織に対して異なる電荷供給速度により異なる治療効果をもたらすと考えられる。刺激強度、幅、刺激頻度は電
荷供給の重要な要素であり、最新のプログラミング戦略の上で刺激条件を理解することは重要である。」と記載されている。

1)名称

Burst Spinal Cord Stimulation Evaluated in Patients With Failed Back Surgery Syndrome and Painful Diabetic Neuropathy

2)著者

Cecile C. de Vos, et al,

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Neuromodulation, 2014,February, 17(2), p152-159

4)概要

トニック刺激と比較した場合、バースト刺激は、糖尿病性疼痛性神経障害患者で平均44%(p<0.001)、FBSS患者で28%(p<0.01)の有意な追
加的痛みの軽減につながった。SCSに対する反応不良者群の患者は、バースト刺激による恩恵が平均して少なかった。

1)名称

Burst Spinal Cord Stimulation for Limb and Back Pain

2)著者

Dirk De Ridder, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

World Neurosurgery, 2013, November, 80 (5), p642-9.

4)概要

プラセボと比較すると、バースト刺激は、多重比較で補正した結果、すべての測定値で有意に良好であった。バースト刺激は痛みへの注意と痛み
の変化を改善したが、トニック刺激とプラセボはこれらの測定を悪化させた。脳波による解析では、バースト刺激は、トニック刺激よりも背側前
帯状皮質と右背外側前頭前野を活性化することが示された。

勲,栗栖

薫,齋藤

洋一,平

孝臣,平林秀裕

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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