提案書12(2200頁~2401頁) (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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【ストーマ合併症を有する場合】
ストーマ1個:135点
ストーマ2個:185点
技術の概要
現行
ストーマ合併症を有する患者のストーマ処置に65点を加算
入院中以外のストーマをもつ患者に対し、
ストーマ処置を行った場合に算定(ストーマ
合併症の有無、難易度は問わない)
改正後 入院中以外のストーマをもち、ストーマ合併症
を有する患者に対し、ストーマ処置を行った
ストーマ1個の場合
:70点
ストーマ2個以上の場合:120点
場合に65点を加算
ストーマ1個の場合
:135点
ストーマ2個以上の場合:185点
※ストーマ合併症がない場合は現行通りの算定点数とする
対象
以下のストーマ合併症を有し、
かつストーマ合併症の重症度分類2)
グレード2以上の患者
根拠と有用性
合併症が
あると…
⚫ 傍ストーマヘルニア
⚫ ストーマ脱出
⚫ ストーマ腫瘤
⚫ ストーマ部瘻孔
⚫ ストーマ静脈瘤
⚫ ストーマ周囲肉芽腫
⚫ ストーマ周囲難治性潰瘍等
・患者のQOL低下
・処置に通常の2.2倍の時間(70分)を要し複数の医療者が必要
■ストーマ専門の看護師による介入群は、対照群と比較して3)
・ストーマ合併症発生率が有意に低く(p<0.05)、合併症を軽減する
・不安尺度(SAS)および抑うつ尺度(SDS)が有意に低い(p<0.05)
・QOLは有意に高い(p<0.05)
・看護満足度が有意に高い(p<0.05)
■ストーマケアに熟練した看護師が的確なアセスメントとケア
および生活指導を行うことで、ストーマ合併症の早期改善と
重症化予防、予定外の外来受診・入院や手術に至るケース
の低減、患者の身体的・精神的・経済的負担の軽減になる
<引用文献>
1) Huayun Liu,et al.(2021).The Quality of Life of Patients with Colorectal Cancer and a Stoma in China: A Quantitative Cross-sectional Study. ADVANCES IN SKIN & WOUND CARE,34,302-309.
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2)高橋 賢一他(2019):消化管ストーマ早期合併症の重症度に関する多施設共同研究,日本ストーマ・排泄会誌,35(2),4-15,
3)Wei G, et al.(2019).Continuous nursing reduces postoperative complications and improves quality of life of patients after enterostomies, Int J Clin Exp Med,12(5),5895-5901.
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