提案書12(2200頁~2401頁) (18 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
Concomitant surgical closure of left atrial appendage: A systematic review and meta-analysis
2)著者
Ando M, Funamoto M, Cameron DE, Sundt TM
3)雑誌名、年、月、号、ページ
J Thorac Cardiovasc Surg 2018:156;1071-1080.e2
4)概要
本メタアナリシスは、様々な心臓血管外科手術において、左心耳閉鎖術もしくは、切除術の併施が、術後早期の死亡率、脳血管障害の発生率に及
ぼす影響を検討したMeta-Analysisに基づく論文である。 PRISMA Statementに基づき、1284編の論文を対象に、Meta-Analysisを実施し得られた7
つの論文に含まれる3897人の患者(LAA閉鎖群:1963人、非LAA閉鎖群:1934人)を分析対象とした。
7つの論文の内、3つの論文においてLAA閉鎖に自動縫合器が使用されている。
30日/院内追跡調査では、LAA閉鎖術は、死亡率(odds ratio, 0.384, 95% confidence interval,0.233-0.631)および脳血管障害のリスク低下
(0.622, 95% confidence interval,0.388-0.998)と有意に相関していた。本論文の結論として、 特に術前にAFを発症している患者では、心臓
の開胸手術時にLAA閉鎖術の併用を検討すべきである。
1)名称
Thoracoscopic Stapler-and-loop Technique for Left Atrial Appendage Closure in
Nonvalvular Atrial Fibrillation: Mid-term Outcomes in 201 Patients
2)著者
Ohtsuka T, Nonaka T, et.al
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Heart Rhythm、2018:15;1314-1320.
4)概要
2008年10月から2017年2月の間に手術を受けた201人の患者をレビューした結果、自動縫合器による左心耳切除は、非弁膜症の心房細動患者におい
て、迅速かつ安全にLAAを完全に閉鎖し、抗凝固療法を行わなくても許容できる中期的な予防効果をもたらした。
1)名称
不整脈非薬物治療ガイドライン(2018 年改訂版)
2)著者
班長)栗田 隆志、野上 昭彦
3)雑誌名、年、月、号、ページ
日本循環器学会/日本不整脈心電学会合同ガイドライン
4)概要
AF手術時あるいは、AFを合併しているがAF手術は施行せずに原疾患に対する心臓手術だけを施行する際の、左心耳の閉鎖あるいは切除処理の併施
は推奨クラスⅡa、エビデンスレベルcとされている。以前から左心耳は,AF 手術に限らず開心術後AF に合
併する脳血栓塞栓症の予防を目的として,① 外科的切除と縫合閉鎖,② 内腔からの縫合閉鎖,③ 自動縫合器などを用いた心臓外からの閉鎖な
どが行われてきている。
1)名称
Epicardial left atrial appendage closure—comparison of surgical techniques in an ex vivo model
2)著者
Nikolas Mirow, Sebastian Vogt, Marc Irqsusi, Rainer Moosdorf, Andreas Kirschbaum
3)雑誌名、年、月、号、ページ
J Thorac Dis. 2017 Mar; 9(3): 757–761.
4)概要
ブタの摘出心肺を用いて、左心耳閉鎖を行い、巾着縫合、1層縫合、2重縫合、自動縫合器の耐圧比較を行ったもの。自動縫合器は最も高い耐圧
を示した。
⑭参考文献2
⑭参考文献3
⑭参考文献4
⑭参考文献5
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。
2217