提案書12(2200頁~2401頁) (151 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
【技術の概要】
超音波凝固切開装置は血管やリンパ管等の切離の際に高い脈管断端閉鎖力を発揮するが、現在、
悪性腫瘍・甲状腺疾患 等に適応が限られている。脊椎前方手術に超音波凝固切開装置を使用する
ことで安全に分節動脈の結紮、切離が可能となる。 リンパ節郭清後
【対象手技】
K133-2
後縦靭帯骨化症手術(前方進入によるもの)
K142 1
前方椎体固定
K142 4
前方後方同時固定
K142-2
脊椎側弯症手術
【既存の治療法との比較】
分節動脈の剥離、結紮は解剖学的に深部にあり、適応となる
疾患の特性による周囲が瘢痕化していることから技術的に
難しい一方で、損傷すると止血に難渋することも多い。安全
に分節動脈の結紮、切離が可能となり術中出血を抑え、手術
時間を短縮することに有用である。
【診療報酬上の取り扱い】
K 931超音波凝固切開装置加算の適応拡大を要望する。
2350
OS NOW Spinal Instrumentation
メディカルビュー社 2008年 p65