提案書12(2200頁~2401頁) (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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安定冠動脈疾患の血行再建ガイドライン(2018 年改訂版)
2)著者
中村 正人
3)雑誌名、年、月、号、ページ
日本循環器学会 / 日本心臓血管外科学会合同ガイドライン
4)概要
skeletonized LITAは,長さが 4 cm,流量が 30%増加し,早期開存率も99.6%ときわめて良好な成績が報告されている。さらに本法は,従来の
有茎(pedicle)法で LITAを採取する方法と比較して縦隔炎の予防に有用であると報告されている。本法で最も懸念されるグラフト損傷や攣縮に
関して、超音波メス(harmonic scalpel)を用いた採取法の安全性は広く認識されている。またGEAはITAとは異なり収縮性に富み,攣縮を起こし
やすいという欠点がある.超音波メスを用いた skeletonization法によるGEA採取は,攣縮を軽減し,グラフトの長さをより長く確保でき,大き
な血管径を有する部位の吻合を可能にする,安全な方法である。
1)名称
心臓血管手術におけるSurgical site infection(SSI)が医療経済に与える影響―SSIサーベイランスの効果―
2)著者
森岡浩一ら
3)雑誌名、年、月、号、ページ
日本外科感染症学会雑誌6(6):627-630, 2009
4)概要
心臓血管外科手術において、SSIが発生することで、総医療費が高騰する。単変量解析による縦郭洞炎をのぞくSSIの危険因子は手術時間
(p=0.025) であった。SSI発生と非発生では在院日数は52.4±26.5 vs 32.3±9.67日で、総医療費は530±214 vs 368±114万円、手技費は391±
130 vs 291±64.9万円、薬剤費は64.6±37.4 vs 36.5±17.5万円、器材費は74.2±74.9 vs 40.8±47.9万円と有意にSSI発生例で高値であった。
SSI発生は患者に不利益をもたらし、医療経済学的なにとっても損失をもたらす。
1)名称
Socioeconomic effects of surgical site infection after cardiac surgery in Japan
2)著者
Junjiro Kobayashi • Shinya Kusachi • Yoshiki Sawa •Noboru Motomura • Yutaka Imoto • Haruo Makuuchi •Kazuo Tanemoto • Yusuke
Shimahara • Yoshinobu Sumiyama
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Surg Today (2015) 45:422–428
4)概要
日本における心臓手術後の手術部位感染の社会経済的影響を後向き1:1マッチ症例対照研究を4病院で実施したもの。結果、SSI群の平均術後入院
期間は49.1日であり、非SSI群よりも3.7倍長かった。SSI群の平均術後医療費は2,763,000円(27,630米ドル)であり、非SSI群よりも5倍高かっ
た。SSI群では非SSI群と比較して薬剤注入と入院の費用が有意に高かった群。増加した医療費は、主に抗生物質と抗菌剤の費用によるものであっ
た。心臓血管手術後のSSIは入院期間を延長するだけでなく、医療費も増加させた。従って、心臓血管手術後のSSI予防は社会経済的に重要であ
る。
1)名称
Use of the Harmonic Scalpel for harvesting arterial conduits in coronary artery bypass
2)著者
Tadashi Isomura, Hisayoshi Suma, Toru Sato, Taikou Horii
3)雑誌名、年、月、号、ページ
European Journal of Cardio-Thoracic Surgery, Volume 14, Issue 1, July 1998, Pages 101–103
4)概要
Harmonic Scalpelを用いたGastroepiploic Artery(GEA)とRadial Artery(RA)の簡単かつ効果的な採取法について述べる。GEAの平均採取時間
は9分、RAの平均採取時間は17分であった。これらのグラフトに損傷や痙攣はなく、術後の血管造影は28例で行われた。これはコンジットが100%
開存していることを示している。Harmonic Scalpelを用いることにより、GEAとRAを安全に採取することができ、冠動脈バイパス術(CABG)にお
ける動脈コンジットの使用は容易に達成されると思われる。
夜久均
⑭参考文献1
⑭参考文献2
⑭参考文献3
⑭参考文献4
1)名称
2)著者
⑭参考文献5
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。
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