提案書12(2200頁~2401頁) (92 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
Accurate and Simple Screw Insertion Procedure With Patient-Specific Screw Guide Templates for Posterior C1-C2 Fixation
2)著者
Sugawara T、Higashiyama N、Kaneyama S、Sumi M
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Spine、2017、42(6)、E340-E346
4)概要
第1と第2頚椎間に不安定性をきたす疾患がある。これに対しては各第1・2頚椎に螺子を挿入し固定する術式が推奨されている。しかし、これらの
頚椎は形状が特殊で血管異常走行や強い変形を認めることが多いため、誤挿入による合併症の危険性に考慮する必要がある。著者らが開発した患
者適合型テンプレート(本技術)を使用し、各頚椎に外側塊螺子、椎弓根螺子や椎弓螺子を挿入し固定した。12例の不安定症に対して48本の螺子
(外側塊螺子24本、椎弓根螺子20本、椎弓螺子4本)を挿入したが、誤挿入はなく、術前計画された方向との誤差は0.70±0.42mmのみであった。通
常、術中に必要となる静脈叢や神経根への処置は不要で、合併症もみられなかった。
1)名称
Prospective Multicenter Study of a Multistep Screw Insertion Technique Using Patient-Specific Screw Guide Templates for the
Cervical and Thoracic Spine
2)著者
Sugawara T、Kaneyama S、Higashiyama N、Tamura S、Endo T、Takabatake M、Sumi M
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Spine、2018、43(23)、1685-1694
4)概要
頚胸椎椎弓根螺子挿入による後方固定術は強固な固定力により広く行われているが、椎弓根には神経・血管が近接しており、螺子挿入方向を誤る
とこれら重要組織を損傷する可能性がある。著者らは3Dコンピューター技術を用いて、CT画像を解析して安全な螺子設置部位を計画し、螺子方向
に円筒状構造をもつ患者適合型テンプレート(本技術)を作成した。今回このテンプレートの有効性について前向き多施設研究を行って検討した。
患者103例に813本の螺子(頚椎538本、胸椎275本)を挿入したが、術後CTによる評価で801本(頚椎532本98.9%、胸椎269本97.8%)が椎弓根内に正
確に設置されており、誤刺入率は1.5%であった。患者適合型テンプレートはナビゲーションシステムなどを用いた従来法より高い精度を示し
た。
⑭参考文献4
⑭参考文献5
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。
2291