提案書12(2200頁~2401頁) (179 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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技術の概要
電動による打針を行い、消化管の吻合を行う。
手動吻合器では打針する際にレバーを握り込む必要があるため、握り込む際の力が先端に伝わることで吻合部で望ましくない
不規則な動きが発生する。この先端の望ましくない不規則な動きが、微小血管の損傷など安全な吻合を損なう可能性がある。
電動による打針を行うことでより安定した吻合を行い、合併症の軽減が見込まれるため、電動自動吻合器加算の増点を要望する。
診療報酬上の取り扱い
製品概要
K719の3、K719-2の2、K719-3、K739、K740、K740-2に対し、
K936-2自動吻合器加算(5,500点)が算定可能となっているが、
電動自動吻合器加算(+3,300点)の増点又は新設をして頂きたい。
手動自動吻合器
電動自動吻合器
(黒いレバーを握り込み打針を行う)
(レバーをワンクリックし打針を行う)
対象疾患
S状結腸及び直腸悪性腫瘍
従来の技術との比較
電動自動吻合器の方が先端の動きが37%少ない
手動吻合器と比較して電動吻合器は30日以内の再入院率・吻合部リーク・
イレウス/腸閉塞率・感染率・出血率が有意に低かった
打針時の先端の動き
(手動)
打針時の先端の動き
(電動)
Outcomes associated with the use of a new powered circular stapler for left-sided colorectal reconstructions: a propensity
score matching-adjusted indirect comparison with manual circular staplersより改変
Med Devices Diagn Eng, 2017 Volume 2(2): 94-100
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