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(3)文書負担軽減や手続きの効率化による介護現場の業務負担軽減に関する調査研究事業(報告書)(案) (177 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》
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事例

訪問介護




事業所の概要

法人種別
所在地
利用者数
(1 事業所
あたり)
職員数
(1 事業所
あたり)
法人内の
介護保険
施設・
事業所

介護ソフト
の利用状況
・関連機器
の状況

株式会社
関東
約 100 名

介護職員:約 10 名(常勤 8 名、非常勤 2 名。サービス提供責任者含む)
事務職員:0 名(本社の事務職員が請求業務、電話応対補助業務〔事業
所の職員が不在時の電話応対〕を担う)
訪問介護 146 事業所
居宅介護支援 10 事業所
通所介護 4 事業所
特定施設入居者生活介護 1 か所
短期入所生活介護 2 事業所
福祉用具貸与 1 事業所
(介護事業のほかに、IT 事業を展開)
・自社で介護ソフトシステムを開発した。請求や勤怠管理は他社の介護
ソフトを利用している。システム間はデータ連携しており、記録・訪
問実績・勤怠等が一元管理されている。
・訪問介護職員は、私有のスマートフォンに自社アプリをダウンロード
して使用している。

○要点
・以前は手書きだった訪問介護の記録票等を電子化することで、訪問実績の確認作
業が省力化され、紙の保存量が 800 枚/月減少した。介護職員の入力業務の負担が
軽減した。介護記録、シフトともデータが連動し、経営管理指標を含めて一元管
理とした。
・利用者、家族には、ID を発行し、ケア記録(電子)を閲覧可能。
・契約書、計画書、アセスメント等は実地指導で紙の提出を求められることが多く、
紙で保存していた。
・電子化で、記録票、提供票の紙保存が削減され、全体の文書保存量が約 3 割減
・訪問介護計画書について、簡素化できる余地を提案。



各文書の作成方法、保存方法

○契約書、計画書
・契約書はオフィスソフトの様式を用いて、管理者が作成、紙出力をして作成してい
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