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(3)文書負担軽減や手続きの効率化による介護現場の業務負担軽減に関する調査研究事業(報告書)(案) (224 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》
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より 5~10 分で済んでおり、時間短縮できている。
②定期巡回・随時対応型訪問介護看護(4 事業所運営)
○以前は介護記録等を紙で保存していたが、介護ソフトを導入することで、記載し
た内容を、家族・介護支援専門員とオンラインで共有し、家族連絡・多職種連携
を円滑にすることができた。家族・介護支援専門員は、発行された ID・パスワー
ドを用いて、ブラウザ上でログインすると、介護ソフトに登録・入力しているデ
ータ(利用者情報・ケア内容・日々の様子・写真画像)を閲覧することができる。
○利用者に関する事業所への問合せが増えた。サービス担当者会議の時間短縮に繋
がっていた。
○契約書・計画書の作成・保存に介護ソフトが対応しておらず、今後の課題となっ
ていた。
③訪問介護(100 事業所以上運営)
○以前は手書きだった訪問介護の記録票を電子化することで、訪問実績の確認作業
が省力化され、紙の保存量が 800 枚/月減少した。介護職員の入力業務の負担が軽
減した。介護記録、シフトともデータが連動し、経営管理指標を含めて一元管理
とした。
○契約書・計画書・アセスメント等は実地指導で紙の提出を求められることが多く、
紙で保存していた。
④認知症対応型共同生活介護(9 事業所運営)
○以前は、利用者の直接的なケアから離れて記録していたが、ケアをしながら、合
間に、インカムを用いて文字入力(音声入力)し、記録業務を効率化した。隠語
が使えるため、利用者の前で音声入力が可能である( 隠語の例.「サンカク」と
いえば、「大便」に変換) 。導入した事業所では、記録時間が週 17 時間、短縮し
た。
○体温計・血圧計は近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、測定結果を自動
入力しており、可能な限り手書き・手入力を減らした。

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