(3)文書負担軽減や手続きの効率化による介護現場の業務負担軽減に関する調査研究事業(報告書)(案) (183 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》 |
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○アセスメント、モニタリング、介護支援専門員への報告書
・介護ソフトで電子的に作成しているが、システムが最新の記録のみが保存される
仕様のため、紙に印刷し、利用者別のファイルに保存している。
・居宅介護支援事業所への報告は、FAX 送信が主になっている。個人情報を特定でき
ないようにして、宛先を複数の職員で確認して FAX 送信している。介護ソフトで
の文書授受ができれば、介護ソフトを用いている。
・今後、文書を pdf に変換し、暗号化したうえでメールで送付することを検討して
いる。現場での操作が難しい場合、方針転換するかもしれない。
○サービス提供記録
・複写式の用紙に手書きで記録している。利用者控えと法人控えの 2 か所に押印を
している。紙で保存している。
○介護給付費明細書
・介護ソフトで作成し、データのみ保存している。
・請求業務は本部で国民健康保険団体連合会への伝送を対応している。事業所では
実績入力とレセプトまでを実施する。
○サービス提供票
・利用者ごとのファイルに入れて紙で保存している。データで送られてきた場合、印
刷して、紙で保存している。
・実績入力したサービス提供票は紙で送付している。
○加算に係るチェックシート
・特定事業所加算、処遇改善加算を算定している。研修の実施報告書はデータで保存
しているが、参加職員の報告書は手書きで記載し、保存している。
○日報
・印刷した用紙に手書きで書き込んでいる。
○苦情報告、事故報告
・苦情報告書は、オフィスソフトで作成している。印刷し、管理者が押印した用紙を
社内メール便で本部へ送る。本部で pdf ファイルへ変換し、電子保存している。
・行政に提出する事故報告書は、オフィスソフトで作成した用紙を自治体と本部に
提出している。本部で pdf ファイルへ変換し、保存している。
○経過記録(支援経過)
・介護ソフトに入力することは可能だが、事業所内で情報共有する目的では使いに
くい。利用者ごとには閲覧可能だが、日付順に並び変えられず、特定の日を一覧で
見ることができない。
・個別のケース記録は手書きで記載しており、確認が必要ところには付箋を貼り、確
認ができるようにしている。
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