よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(3)文書負担軽減や手続きの効率化による介護現場の業務負担軽減に関する調査研究事業(報告書)(案) (189 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

事例

定期巡回・随時対応型訪問介護看護




事業所の概要

法人種別
所在地
利用者数
(1 事業所
あたり)
職員数
(1 事業所
あたり)
法人内の
介護保険
施設・
事業所

介護ソフト
の活用状況
・関連機器
の状況

社会福祉法人
関西
約 70 名(うち、併設のサービス付き高齢者向け住宅の入所者 23 名、在
宅利用者 50 名程度)
介護職員:20 名(常勤 17 名、非常勤 3 名。介護福祉士 15 名。
うち、計画作成に係る職員 8 名)
看護職員:0 名(連携型)
事務職員:0 名(併設施設の事務職員 1 名が請求業務のみ実施)
訪問介護 4 事業所(夜間対応型訪問介護、定期巡回・随時対応型訪問介
護看護も提供。特別養護老人ホームに併設)
特別養護老人ホーム 4 施設
養護老人ホーム 1 施設
サービス付き高齢者向け住宅 1 か所
通所介護 5 事業所
認知症対応型通所介護 2 事業所
訪問看護ステーション 3 事業所
居宅介護支援事業所 4 事業所
・4 年前に主となる介護ソフトを導入し、電子化が進んだ。主となる介
護ソフトとは別で、請求は別の介護ソフトを使用している。
・社内 SNS を運用しており、介護ソフトで共有できない情報や業務連
絡に用いている。
・事業所のスマートフォンを訪問介護職員に貸与しており、介護職員は
訪問先で閲覧、入力することができる。

○要点
・以前は介護記録等を紙で保存していたが、介護ソフトを導入することで、記載し
た内容を家族・介護支援専門員・訪問看護師とオンラインで共有し、家族連絡・
多職種連携を円滑にすることができた。家族・介護支援専門員・訪問看護師は、
発行された ID・パスワードを用いて、ブラウザ上でログインすると、介護ソフト
に登録・入力しているデータ(利用者情報・ケア内容・日々の様子・写真画像)
を閲覧することができる。
・利用者に関する事業所への問合せが増えた。サービス担当者会議の時間短縮に繋
がっていた。
・契約書、計画書の作成、保存に主となる介護ソフトが対応しておらず、今後の課
題である。

183