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(3)文書負担軽減や手続きの効率化による介護現場の業務負担軽減に関する調査研究事業(報告書)(案) (187 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》
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各文書の作成方法、保存方法

○契約書
・雛形を本社で作成しており、誰でもアクセス可能な社内限定のネットワーク上に
公開している。事業所で、管理者、サービス提供責任者が雛形をダウンロードし
て、必要個所を入力後、印刷している。署名押印をし、紙で保存している。
・事業所で利用者ごとのファイルに契約書を保存している。
・電子契約をする方向で検討中である。2022 年6月末までには具体化したい。
○計画書
・介護ソフトで作成し、紙に印刷し、署名押印をしている。
・利用者ごとに紙で保存している。
・契約書と同様に電子署名を導入することを検討している。
○アセスメント
・様式の原本から該当様式をコピーし、手書きで記録している。紙で保存している。
○ケアカンファレンスの記録
・介護支援専門員が作成した議事録を FAX 等、紙で受領すれば、紙で保存する。記録
については当社から提供を依頼している。
・介護支援専門員が議事録を作成しなかった場合、出席したものが介護ソフトに入
力して、電子的に保存している。
・サービス担当者会議の記録も同様である。
○モニタリング等
・介護ソフトに記録を入力している。
○ケアの記録
・訪問時のケアの記録と実績確定はスマートフォンもしくは携帯電話から介護ソフ
トにアクセスして入力、データを送っている。
・訪問スケジュールにある利用者の記録への閲覧が可能となっている。
・自治体により、押印について、必要の有無が異なる。押印が不要という自治体が非
常に少ない。
・押印の代わりに二次元コードでの読み込みを行っている事業所があるが、利用者
用のケアの記録の控えを別途作成している。
・一部の事業所で試験的に電子署名を開始している。
○介護報酬に係る文書、日報
・介護ソフトで作成し、保存している。
○苦情報告、事故報告
・自治体への提出するものは、各自治体の様式に合わせて手書きで作成、保存してい
る。
・社内限りのものは、介護ソフトで電子的に記録している。

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