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(3)文書負担軽減や手続きの効率化による介護現場の業務負担軽減に関する調査研究事業(報告書)(案) (199 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》
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で作成できるようになった。報告書を印刷し、FAX で介護支援専門員に送ってお
り、紙で利用者ごとに保存している。介護ソフト上では、作成データが常に上書き
保存される仕様となっているため、都度、紙での出力、保存が必要となる。
○加算に係るチェックシート
・介護ソフトでは、LIFE 加算のアセスメントシートで入力した内容が介護支援専門
員への報告書にも活用される仕様になり、効率化された。
・LIFE 加算算定に伴い、加算算定のために入力内容を他の帳票類に反映することで、
他の入力業務を減らすようにしている。LIFE 加算を算定しているモデル事業所と
して先んじて実施している。LIFE 加算を算定していない通所介護事業所は、アセ
スメントと介護支援専門員への報告書をそれぞれ別で作成している。
・入浴加算として、介護ソフトに実績と記録を入力する。入浴内容の記録として、連
絡帳や支援経過に反映される。
○介護給付費明細書、サービス提供票
・事務職員が介護ソフトで介護給付費明細書を作成している。
・サービス提供票について、毎日実績を手書きで受領したサービス提供票に追記し
ている。月初めにサービス提供票の実績を FAX もしくは事業所に訪問して介護支
援専門員に提出している。
・介護支援専門員からのサービス提供票は FAX で受け取ることが多い。
○送迎・入浴の記録、日報
・送迎、入浴の一覧について、事業所独自の書類を使用して記録している。
・日報を本部に報告する際には要介護度別の一覧(法人独自様式)で報告する必要が
ある。介護ソフトの中に「日報」があることは把握しているが、介護ソフトの様式
では要介護度別に出力することができないため、独自様式を継続使用している。独
自様式の電子ファイルに情報を入力、作成し、本部への報告時に印刷して提出後、
紙で保存している。電子的にデータは残っているが、データの保存管理はしていな
い。
○苦情報告、事故報告
・苦情報告は自治体の書式に合わせて、パソコン上で入力、作成している。印刷し、
苦情報告として提出している。利用者ごとではなく、
「苦情報告書」としてまとめ
て紙で保存している。
・事故報告は、関わった職員が手書きで記載している。苦情報告と同様に事故報告書
としてまとめて保存している。
○利用者ごとの個別の記録、ケアの一覧記録
・一覧表形式のチェック表(1枚の用紙)に、血圧、体温、食事、排せつ、内服、特
記事項を介護職員、看護師が手書きで記入している。一覧表を基に看護師がタブレ
ットで介護ソフトに入力している。
・介護ソフトでは一覧表示、入力が可能だが、表示を切り替える際、データの読み込
みに時間がかかる。
○利用者ごとの支援経過
・利用者ごとの支援経過は、看護師が記録している。連絡内容、サービス担当者会議
の記録についても支援経過に記録している。
・排泄の有無、入浴の様子等、介護職員からの口頭報告内容やメモ書きの内容をうけ
て、全て、看護師が入力している。
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