提案書16(3000頁~3199頁) (110 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
【技術の概要】
接着性シーラーを極細ノズルを用いて根管内に充填することにより、ガッタパーチャポイントの併用や加圧充
填をしなくても高い封鎖性を得ることが可能な新しい根管充填法である。
【対象疾患】
・歯髄炎・根尖性歯周炎で根管充填を行う症例。
令和3年社会医療診療行為別統計によると、年間対象症例数は800万件程度と考えられる。
【既存の治療法との比較】
・練和したシーラーをノズルに填入してCRシリンジに装填し、ノズルを作業長の長
さまで挿入してシーラーを根管内に送出する。
・従来のシーラーを用いた加圧根管充填に比較して封鎖性が高い。
・根尖病変を有する感染根管治療の成功率は10%以上向上し、再治療数の減少が期
待される。
漏洩量の比較
AHプラス+側方加圧
キャナルスN+側方加圧
感染根管治療成功率
100
80
60
40
20
0
シーラーを填入したノズルの
CRシリンジへの装填
ノズル先端部からの
シーラー送出確認
キャナルシーラーBG+側方加圧
初回治療
再治療
接着性シーラー 従来法
メタシールSoft+側方加圧
メタシールSoft ペースト+側方加圧
メタシールSoft ペーストのみ
【診療報酬上の取扱】
作業長までノズル挿入
根管への充填
・I処置
・1根管:210点、2根管:260点、3根管以上:332点
(垂直加圧充填法の一つであるインジェクション法に近
3109
似した技術であり、要する時間も同程度であるため)