提案書16(3000頁~3199頁) (77 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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「重度要介護高齢者等に対する充填処置加算」について
【技術の概要】
【対象疾患】
重度要介護高齢者等のう蝕歯に対して術前処
置と充填処置を行う。
充填処置の年間対象者は、令和3年社会医療診療行為別調
査によると,85万人程度と考えられる。
【従来の算定との比較】
訪問診療を必要とする重度要介護高齢者等のう蝕に
対して即時充填処置を行うことは防湿や術中の頭部
固定の観点から困難を極めるが、確実に行う事により
その後の欠損補綴処置へのリスクを回避出来る。さら
に口腔機能改善や維持に繋がり、口腔フレイルのリス
ク軽減につながる
【参考ガイドライン】
グラスアイオノマー充填処置の術前・術後写真
日本歯科保存学会
「う蝕治療のガイドライン」(P204-208)
【診療報酬上の取扱】
M 歯冠修復及び欠損補綴
M009 充填
1 充填1
イ単純なもの106点+ 51点
ロ複雑なもの158点+51点
(重度要介護高齢者等の根面に存在するう
蝕処置は、隣接面を含む充填処置の難易
度からさらに時間を要すると考えられるため
。)
コンポジットレジン充填処置の術前・術後写真
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